トップ
   >   記事
   >   フィスコ
   >   米為替報告がドイツの輸出依存を批判、日中韓は目立った“おとがめ”なし
米為替報告がドイツの輸出依存を批判、日中韓は目立った“おとがめ”なし 株式会社フィスコ 2013年10月31日
米財務省は30日に公表した半期為替報告書の中で、輸出主導の経済成長を目指すドイツ政府の政策がユーロ圏だけでなく世界経済にも悪影響を与えていると強い表現で批判した。
報告書は、「他のユーロ諸国の多くが調整の過程で内需を厳しく抑制し、輸入に圧力を加える中、ドイツの沈滞した内需回復ペースと輸出への依存がリバランスを妨げている」と指摘。この結果、ユーロ圏と世界経済にデフレバイアスをもたらしていると強調した。
なお、為替報告書では中国や韓国、日本が標的となることが多いが、今回は3通貨ともに目立った“おとがめ”は観察されなかった。 <RS>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。