ギリシャ 対 「トロイカ」(欧州連合・欧州中央銀行・国際通貨基金)  |  政治・選挙プラットフォーム【政治山】

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ギリシャ 対 「トロイカ」(欧州連合・欧州中央銀行・国際通貨基金)  株式会社フィスコ 2013年10月29日

関連ワード : ギリシャ 金融経済 

国際通貨基金(IMF)の見通しでは、ギリシャは、2014年には45億ユーロ、2015年には65億ユーロの資金不足となることが見込まれている。

「トロイカ」(欧州連合・欧州中央銀行・国際通貨基金)は、ギリシャが2014年のプライマリーバランス(基礎的財政収支)で国内総生産(GDP)比1.6%の黒字化という目標を達成するには20億ユーロ程度の資金が不足すると予想しているが、ギリシャ政府は不足額を約5億ユーロと見積もっている。

ギリシャの脱税額は約600億ユーロとのことであり、税務署による徴税努力を高めれば、外部からの第3次金融支援に頼らなくても、国内での税収で賄えると思われるが、緊縮財政措置により税務署の機能が低下しているのかもしれない。

ギリシャにとって幸いなことは、ユーロ圏にはアメリカ合衆国のような税金の使途に厳格な茶会党が存在しないことかもしれない。 <MY>

株式会社フィスコ
株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。
関連ワード : ギリシャ 金融経済