千葉市長選、神谷氏が新人の争いを制して初当選 (2021/3/22 政治山)
前市長の辞職に伴う千葉市長選は21日投開票され、無所属の新人で元副市長の神谷俊一氏(47)が20万6550票(得票率59.7%)を獲得し、いずれも無所属の新人で、元千葉市議の小川智之氏(47)と政党職員の大野隆氏(51)=共産推薦=を破って初当選しました。
神谷氏は愛知県生まれ、東京大学経済学部卒。旧自治省に入省し、在ヨルダン日本国大使館勤務、佐賀県農林水産商工本部新産業課長、佐賀市副市長、千葉市副市長、消防庁国民保護・防災部広域応援室長などを務めました。任期は3月21日から4年間です。
また同日には議員の死去と辞職に伴う若葉区の千葉市議補選(欠員2)も投開票され、自民の新人で無職の前田健一郎氏(49)、市民ネットワークちばの元職で党代表の山田京子氏(66)が当選しました。
市長選の当日有権者数は79万9350人。投票率は前回(2017年)を15.96ポイント上回る45.03%でした。
千葉市は、2015(平成27)年の国勢調査によると、総人口は97万1882人で、人口増減率がプラス1.05%、平均年齢は45.38歳で全国303位、県内10位です。総務省の「地方財政状況調査」(2019年)では、予算規模は歳入が4632億6297万円、歳出が4560億6753万円です。
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