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「1つの入力ミスが当落を分ける」票読みのカギ握る名簿作りとは (2016/5/10)
夏の参院選が近づいてきました。選挙期間に入れば一種のお祭り騒ぎのようになり、候補者の作戦本部となる選挙事務所は、はがきの準備や電話での呼びかけ、候補者の移動ルート確保や演説会場の準備等々、やることが次から次に出てきて、大わらわとなります。
今はそのための準備期間。どんな作業を優先すべきなのでしょうか? 選挙戦が佳境に入ると、各選対本部で票読み作業が行われます。その際、確実に入れてもらえる基礎票が票読みのベースになります。支持者の名簿管理は基礎票の土台となる最重要データ。紙の名簿や名刺をデータ化し支持基盤を把握しておくことこそ、現段階での最優先事項の一つです。
しかし、名簿のデータ化は慣れていない人が行うと、誤字脱字の可能性が増え本来届くはずのハガキが届かなかったりします。結果、獲得できた1票を逃す可能性が出てきます。では、データ入力を代行する専門会社ではこれらの課題をどのようにしてクリアしているのでしょうか。2004年からデータ入力のサービスを提供している、うるるBPOの鎌野真人(かまのまさと)営業部長にお話を伺いました。
12年間、1万7,000プロジェクトを電子化した実績と信頼
- 政治山
- はじめに、御社の実績の多さに驚きました。どういったデータ入力が多いですか?
- 鎌野氏
- おかげさまで、3,700以上の企業から1万7,000以上のプロジェクトを受注してきました。データ入力で多い業務としては、名簿入力や名刺入力はもちろんですが、アンケート入力・Webからの情報収集業務なども多いです。Webからの情報収集というのは、企業情報やお問い合わせ先の収集などです。
- 政治山
- データ入力の中でも、選挙における名簿データは特殊だと思います。有権者の個人情報でもあり、情報漏えいは支持基盤を失うことに直結します。セキュリティ面での対策はどうされていますか?
- 鎌野氏
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弊社では、プライバシーマーク(個人情報保護)に加えて、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証を取得しています。
そのため、関係者以外の立ち入りが無い様にICカードによる電子施錠・入退室管理や監視カメラによるセンター内の常時監視を行っております。また、作業環境もデータのアクセス権を限定したり、作業端末に監視ソフトを導入したりして個人情報の管理にはかなり気を使っています。
豊富なリソースで短期間で正確なデータ化を実現
- 政治山
- 情報管理は徹底されているようですね。データ入力についてお聞きしたいのですが、常に正確なデータを打ち込むのは大変な作業だと思うのですが、御社は内容も正確で、かつ価格が安いと伺っています。どのようにして、これらの一見矛盾する課題を克服しているのでしょうか。
- 鎌野氏
- 早くできるのはパートナー会社が国内外にあり、リソースが豊富というのが大きな理由です。国内だけでなく中国やベトナム、フィリピンに複数のパートナー会社があり、大量のデータを短納期で仕上げなければならない場合は、最大500人規模のスタッフを動員して仕上げます。
2度入力でミスを防ぐ
- 政治山
- 国内外となると、入力の正確さという点で不安はありませんか?
- 鎌野氏
- 正確さについては誤字をなくすためにデータは2度入力しています。1人の入力だけでは思い込みや読み違いもあり得ますので、Aさんが一次入力して、Bさんが二次入力を行います。作られた2つのデータをシステム上で突合させ、相違点をスーパーバイザーのCさんがチェックするといったフローを敷くことで高い精度を実現しています。また、情報は弊社サーバー(https形式での通信方法)を介して通信するため、安全です。
- 政治山
- 2度も手で打ち込むのですか?スキャナで読み取るようなことはしないのですね?
- 鎌野氏
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紙媒体の原稿をデータ化する場合、OCR処理と呼ばれるサービスも行っていますが、選挙データは全て手入力にしています。というのも、名簿には様々な形式がありますし、名前にも独特の表記が使われることがあります。
また、はがきや名刺の場合、色んなフォントや大きさ、形がありますし、手書きの情報も多いので、スキャナで読み取って目視確認するよりも、最初から打ち込んだ方が早く正確だからです。選挙関連のデータになると、名前や郵便番号、住所、連絡先を正確に入力しないと、たった1つの入力ミスが信用を失い、当落を分ける可能性だってあるわけです。
選挙スタッフは本来注力すべき仕事に集中を
- 政治山
- 名簿入力は選挙結果を左右しかねない重要な作業だと認識する必要がありますね。
- 鎌野氏
- 入力作業は議員事務所のベテラン秘書の方でも入力数が多くなるほど、時間もかかり、ミスも多くなると思います。短期間に数千、数万のデータ化が必要な場合、入力のプロ集団を抱える私たちにご相談いただければ、秘書さんは本来注力すべき仕事に集中することができますし、結果として安いコストで正確なデータをお届けできます(下記参照)。
- 政治山
- 入力に慣れていない私たち素人は、氏名だけでなく郵便番号、住所、電話番号を1件入力するのに1、2分かかります。人件費に換算すると数十円になってしまいますが、御社に頼めばわずか15円で済むのですね?
- 鎌野氏
- 原本の状態によって変動する場合はありますが、およそ15円です。ことデータ入力に関しては「餅は餅屋」の格言通りです。選挙に立候補される方は今からデータ作成した方が時間的に逆算してもベストなタイミングだと思いますが、名簿が直前に手に入るなどして大急ぎでデータ入力が必要な場合は、超特急サービスで対応します。その時の稼働状況次第ですが、最大500人規模のマンパワーの強みが発揮されます。
100万件規模でも対応が可能
- 政治山
- データ入力の完成まで、どのくらいかかるのでしょうか?
- 鎌野氏
- 5万件とすると3週間あれば可能ですが、理想を言えば1カ月あるといいですね。理由としては、5万件以上になると夫婦連名の後援者をどう振り分けるかなど事務所への問い合わせ回数も増えるため、忙しい秘書の方にも連絡できる時間的猶予があればお互いに無理のない仕事ができると思います。
- 政治山
- 支持者名簿の入力は一度に何件くらい入力するのですか?
- 鎌野氏
- ある政党の本部から25万件のご注文をいただいたことがあります。一般企業ですと100万件規模の入力をすることもあります。党本部や候補者の場合は、氏名、郵便番号、住所、電話番号の4点からなる顧客名簿なので、通常の4倍のボリュームになります。名簿が多ければ多いほど、候補者にとって有利な戦いができます。どんなに件数が多くても対応しますので、お気軽にご相談ください。
ラベル印字からDM発送までワンストップで提供
- 政治山
- 選挙関連の代行業務としては、ほかにどんなサービスがありますか?
- 鎌野氏
-
データ化したリスト宛の郵送や宅配便発送を代行します。また、リストの宛名シールを出力し、DM発送時の社内業務をお手伝いするラベル印字も承ります。入力と合わせたお申込みで、よりお得な価格プランもご案内しております。
- 政治山
- 充実したサービスは政治活動の強力な援軍になると思います。知り合いの秘書にも紹介しておきます。本日はありがとうございました。
お電話でのお問い合わせはこちら
0120-269-356【担当:鎌野(かまの)】
<編集後記>
うるるBPOのオフィスはゆったりとした空間と色合いのデザインで、自宅にいるような落ち着いた雰囲気が演出されています。鎌野氏にオフィスのコンセプトを尋ねると、「HOME」という答えが返ってきました。その上で、うるるのスピリットを教えてくださいました。
- うそをつかない、悪いことをしない
- 会社はホーム、社員はファミリー
- 相手の期待を超える<おもてなし>
- 当事者意識を持って、納得して働く
- ベンチャースピリットを持ち、成長し続ける
この精神が、オフィスやワークスペースの空間にも表れているようです。お話を伺いながら、なにか前向きなオーラをいただいた気がします。選挙戦も、候補者の強い情熱が身近なスタッフから有権者へと伝播していく作業だと経験者が語っていました。このオフィスで、うるるBPOのスピリットに接すれば、候補者にもきっと良いゲン担ぎになるに違いありません。
株式会社うるるBPO
- 【本社】
- 〒104-0053 東京都中央区晴海3丁目12-1 KDX晴海ビル9F
TEL 0120-269-356(平日10:00-19:00)
http://www.uluru-bpo.jp/ - 【設立】
- 2014年10月(株式会社うるるより分社化)
- 【資本金】
- 6,000万円
- 【従業員数】
- 35人(2014年10月現在)
- 【取得資格】
- プライバシーマーク 10822886(04) 2008年4月取得
ISO27001/ISMS is593260 2013年3月取得
全省庁統一資格「C」 - 【グループ会社】
- 株式会社うるる(資本金 3億3,000万円、従業員数 100人)
うるるバリ(PT.ULURU BALI) - 【加盟団体】
- 日本データ・エントリー協会(JDEA)
CGS協会