【青森県知事選】現職・三村氏が4選!「原子力関連施設の安全対策の強化を求めていく」 ネット選挙ドットコム 2015/6/10
得票率73.62%で圧勝 投票率は43.85%
青森県で7日、任期満了に伴う知事選が行われ、無所属・現職の三村申吾氏(59)が4回目の当選を果たした。
三村氏は、自民県連と公明から推薦を受け、財政再建や青森県の基幹産業である農林水産業の振興など3期12年の実績を強調。共産、社民両党が推薦する無所属・新人の医師、大竹進氏(64)を大差で破った。
青森県選挙管理委員会の発表によると、三村氏は35万5914票、得票率73.62%、大竹氏は12万7525票、同26.38%を獲得した。投票率は、43.85%で前回の41.52%から2.33ポイント上回った。
「原発推進」対「反原発」
今回の県知事選は、原発推進の現職と、反原発・反核燃を唱えた新人の一騎打ちだったが、大竹氏は及ばなかった。三村氏は、自身のホームページで「安全なくして原子力なし」として、引き続き、国および事業者に対して、原子力関連施設の安全対策等の確保・充実を強く求めていくとしている。
今回の結果を受けて、Twitter上では
「この旧過ぎる体質、国からの補助金漬けで危険な核燃サイクルの本拠地になる。子供、孫の時代に将来はない」(Twitterより)
「青森県民は人類滅亡の道を選択した!プルトニウム炉は安定性がウラン炉の3分の1以下、制御が困難で暴走しやすい」(Twitterより)
など、将来を危ぶむコメントが目にとまった。
三村氏は、おいらせ町出身。東大卒業後、新潮社に入社。2000年から衆議院議員を1期務め、2003年、青森県知事選挙に立候補し、初当選した。
▼外部リンク
三村申吾 オフィシャルウェブサイト
http://www.gogo-shingo.jp/