自民党、総裁選のネット投票を本格検討 ネット選挙ドットコム 2014年6月13日
関連ワード : ネット投票
ネットで総裁を選ぶ?
自民党は6日、総裁選のインターネット投票導入に向けた検討小委員会の初会合を開いた。執行部は、2015年秋にも予定されている次期総裁選からネットを使った党員投票ができる仕組みをつくり、導入したい考え。
6月22日の今国会中までに、数回の議論を行ったうえでネット投票の是非を問い、導入するどうか方向性を示し、結論をまとめる模様。インターネットを活用することで、利便性を高めるほか、ネットを活用する若い党員の意見を反映させるなど、新たな党員を増やすことが狙いだ。
専用サイトを使って投票
現在、自民党では導入の際には、総裁選専用サイトを立ち上げ、特定の番号などで本人認証して投票する仕組みを想定している。しかし、投票所に出向いての投票や、往復はがきを利用した郵送による投票などの現行の制度も現時点では維持する考え。
会合に参加した石破茂幹事長は席上、「わが党はネット社会の最先端を走る党でなければならない。与党である自民党の総裁を選ぶことは首相を選ぶことなので、総裁選には大勢の人に参加していただきたい」と強調し、ネット世代の若者の引き込みにつながるとの認識を示した。
しかし一方で、サイバー攻撃などに対するセキュリティー強化など、導入までの道のりには、まだ課題が山積している。
▼外部リンク
自由民主党
https://www.jimin.jp/index.html
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