東京都知事選挙2014
【都知事選】内藤久遠氏の出馬会見全文(2014/1/17) (2014/1/24 政治山)
内藤久遠氏(57)が17日、東京都庁で記者会見し、2月9日投開票の東京都知事選挙(23日告示)への立候補を正式に表明しました。内藤氏の冒頭の発言は以下の通りです。
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(記者)では、都知事選に立候補された理由をお話しいただいて。
今までの立候補者の政見なんかを聞いてますと、ちょっと私の考えることと大分ずれてますんで、自分の考えを主張してみたいなと思いまして。まず、オリンピックに関しましては積極支援、これは当然のことをやりますけれども、かかる費用ですね。それが2000億とか言ってますんで、東京都も200億ですか。それぐらい出すようなことを言ってましたんで、東京都の方からはそれを出さないと。オリンピックにかかる費用も大幅に削減してもらうように国の方に要請するという形にしたいと思います。
その浮いたお金ですね、オリンピック用に使う用の予定にあるお金をですね、歩行者道路と自転車道路の整備に充てまして、関東8県と甲信越合わせて5年後くらいをめどにして、ツール・ド・関東甲信越、これを開催したいと思ってるんです。
海外の一流選手を呼びまして、もちろん他県の知事さん方とも調整しなくちゃいけませんけれども、オリンピックにかける費用をそちらの方に振り向けたいと。
福祉の方に関しましては、今、お年寄りが安心して歩ける道っていうのが少ないと思うんですよね。それでそのツール・ド・関東甲信越に絡めまして、歩行者道路を都内全域において充実させたいと思います。それと自転車道路ですね。
福祉に関することなんですけれども、今、非常に困っている人とか、悩みを持っている人に対する対応っていうのができてないような気がするんですよ。それでですね、かつてすぐやる課というようなものがありましたけれども、そういうようなもので、24時間対応の悩み相談室そういうのも作りたいと思います。カウンセラーとか専門家を常駐させまして24時間対応で。当然、いじめ問題なんかにも対応するようにしたいと思います。
(記者)まず、今回出馬、23日に最終的にされるとすれば、選挙は初めてになるんでしょうか。
初めてです。
(記者)分かりました。冒頭のご説明で政見を聞くと、他の候補者とご自身が考え方が違うというお話しでしたけれど、今さきほど具体的な政策をお話しいただいたいんですが、政策とは別に、どの点が大きく違うのかということを教えていただければと思います。
そうですね。原発とかそっちの方にばっかりいっているような気がするんですよね。福祉とかそういう辺に関しましても、何かお金を使うことばっかりを考えているような気がしますんで。
(記者)そうしますと、ご自身の政策の大きいポイントとしては、そういった弱者というか、福祉を充実させていくというのがこれが大きな。
そればっかりじゃないんですけれども。
(記者)ほかに何か、主要政策は。
ほかには、これも大事なことなんですけれども、関東近県とですね、非常によく連携を取りまして、防災対策、あと災害時の相互支援ですね。その体制をもっと充実させたいと思ってます。
(記者)今のツール・ド・関東甲信越とか、歩行者用道路、自転車用道路ということがありましたけれども、これは何か内藤さんのこれまでやられてこられたご職業とか、そういったことに関係があるんでしょうか。
いや、ありません。
(記者)もしくは、ご趣味として自転車競技は。
私もよく自転車は乗りますけれども、安心して自転車に乗れるような道もないですし、歩行者として安心して歩けるような道も無いと思いますので、そういうのも充実させたいと思います。
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特集:東京都知事選挙2014
東京都知事選挙の選挙情報(1月23日告示、2月9日投開票)