【政治】海外での山本太郎議員の直訴報道「日本の国会議員がタブーを破った」-英独仏 ネット選挙ドットコム 2013年11月5日
山本太郎参院議員が10月31日に東京・赤坂御苑で開かれた秋の園遊会で、天皇陛下に手紙を手渡した問題が波紋を広げている。
山本議員は手紙の内容について、福島第1原発事故をめぐる現状を書いたものだと説明している。だが、日本では「皇室の政治利用だ」「非常識だ」などと批判する声が聞かれる。参議院議院運営委員会は1日、理事会を開き、「天皇の政治利用に当たる」との認識で一致した。同理事会は5日、山本氏の処分を検討する。
Image:山本太郎オフィシャルブログより
そこで、海外の反応はというと、独オイロニュース(euronews)は「日本:皇室の園遊会でのスキャンダル」と題し、報じた。そのなかで、
と締めくくっている。
英ロイターは、「日本の国会議員がタブーを破った」との見出しで、インターネット上で「議員辞職」を求める声があり、下品な行為を批判する声が多いことを伝えた。仏Courrier internationalでは、産経新聞やTBSニュースの記事を引用し、自民党の幹部が「政治的に天皇を利用している」と批判していることなどを報じた。
ロシアのニュース専門局RTやスペイン、ハンガリー、ポーランドのメディアなども、ほぼ同様の内容を報じている。
海外のネットユーザーからのコメントなどは寄せられていないが、英ロイターでは281人が「いいね!」ボタンを押し、99人がツイート。仏Courrier internationalでは1000人が「いいね!」、439人がツイートした(中欧ヨーロッパ時間で1日18時現在)。
▼外部リンク
独オイロニュース(euronews)
http://de.euronews.com/2013/11/01/
英ロイター(REUTERS Edition UK)
http://uk.reuters.com/article/2013/11/01/
仏Courrier international
http://www.courrierinternational.com/article/2013/10/31/