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【社会】「世界奴隷指数」発表!世界で3000万人が奴隷状態に!日本は162カ国中130位  ネット選挙ドットコム 2013年10月21日

奴隷指数1位はモーリタニア

オーストラリアの「Walk Free財団」が17日に発表した「世界奴隷指数」によると、世界で2980万人が奴隷状態に置かれていることが分かった。

最も奴隷指数が高かった国は、アフリカ北西部の国、モーリタニア(奴隷指数97.90)だった。報告によると、最も奴隷の数が多かったのは、1400万人と算出されたインドである。次いで中国の300万人、パキスタンの210万人と続く。

日本の奴隷指数は3.31

1位以下のランキングは、次のようである。2位ハイチ(奴隷指数52.26)、3位パキスタン(同32.11)、4位インド(同30.84)、5位ネパール(同26.56)。奴隷指数が低かった国は、アイスランドとアイルランド、英国で、奴隷指数は1.00だった。

日本は162カ国中130位で奴隷指数は3.31。気になる隣国のランクは、中国84位(8.59)、韓国137位(2.32)、香港141位(1.84)という結果だった。

人身売買や強制労働

報告書を作成したのは、長年、奴隷制に関する研究に携わっている米国の人類学者で社会学者のケビン・ベール氏。作成にあたっては、国際連合児童基金(ユニセフ)など国際機関のデータも使用された。

ベール氏は、「現代の奴隷制は、複雑な形態をした隠された犯罪である。実際の数字はもっと高いはずだ」と指摘する。今回、考慮されたのは、人身売買や強制労働、借金による束縛、強制結婚、武装紛争における児童虐待などである。

Walk Free財団は、オーストラリアのフォーテスキュー・メタルズ・グループ(FMG)の創設者、アンドリュー・フォレスト氏が、奴隷制の廃止を目的に、自己資金で数カ月前に設立したという。同財団は、今年から毎年、「世界奴隷指数」を公表していく。


▼外部リンク

Walk Free財団「世界奴隷指数」
http://www.globalslaveryindex.org/

提供:ネット選挙ドットコム