第69回 『はやぶさ』が残した子ども達の未来  |  政治・選挙プラットフォーム【政治山】

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【LM推進地議連連載/リレーコラム47~地方議員は今~】

第69回 『はやぶさ』が残した子ども達の未来 (2014/1/22 岡山県議会議員 佐藤真治氏/LM推進地議連会員)

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政治山では、政策立案を行う「政策型議員」を目指す地方議員らで構成される「ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟」(略称:LM推進地議連)と連携し、連載・コラムを掲載します。地域主権、地方分権時代をリードし、真の地方自治を確立し実践するために設立された団体のメンバーが、それぞれの実践や自らの考えを毎週発信していきます。現在は、全国47都道府県の議員にご登場いただき、地域の特色や問題点などを語っていただく「リレーコラム47~地方議員は今~」を連載しています。第69回は、岡山県議会議員の佐藤真治氏による「『はやぶさ』が残した子ども達の未来」をお届けします。

◇      ◇      ◇

 そう言えば、ドタバタの中で、かなりいい加減にメールで受けさせて頂いた気もする原稿が、今日が締め切りであったことを思い出し、初めて、「政治山」を拝見したところ、これはかなりまずいな~と、やっと気がついた。

岡山県議会議員 佐藤真治氏

岡山県議会議員
佐藤真治氏

 岡山県議会のマニフェストがらみの動きについて、今さら、基本条例がどうとか、議員発議条例がどうとか書くこともできなくはないが、それ自体、必ずしも、主体的に参加しておらず、なにより、目新しくも面白くもないし、全国的には、逆の意味で有名になる政務調査費の領収書の取り扱いなどについて、議会の恥部を書くのも、はばかられる。

 かといって、以前、落書き一斉消去活動について、なにかのコラムに書いた気もするが、細々は続けているものの、それはもはや日常と化しており、特筆すべきものでもない。しかも、ホームページやメルマガ配信などについて、マニフェスト大賞などで評価もされておらず、おかげで、かなりテンションも下がっており、全国的に有名になりたいなどという欲は皆無でもあり、その実、かなりいじけているので、ここに触れる気も、さらさらない。

 というわけで、本当に限られた読者の方に、どのように受け止められるかなど考えず、私が書きたいことを書こうと思うに至った。そこで、全国的に全く知られてはいないが、岡山県立児童会館改め『人と科学の未来館・サイピア』について書く。

 私の議員活動の中では、いくつか象徴的な戦いがあるが、未来から振り返ったときに、このサイピアを残せたことが、一番大きな仕事かもしれない。

 ただ、誰かの参考になるかどうか?という殊勝なことは、一切考えていないので、あくまで他山の石として、ご一読いただければ幸いである。

それは、『岡山県財政危機宣言』から始まった

lm20140122_01_mini 昭和30年代~50年代に、岡山市に生まれた子どもたちにとっては、「京山ロープウェー、池田動物園、県立児童会館(プラネタリウム)」は、お楽しみ3点セットである。特に、児童会館横の太陽の丘に現存する恐竜の滑り台については、滑ったことがない子どもを捜すほうが難しいかもしれない。それぞれが、どういうものかを説明するほどの丁寧さを持ち合わせてはいないが、要するに、県立児童会館は、思い出が詰まった場所なのだ。

 さて、2008年6月2日、岡山県は財政危機宣言を行った。この年、私は、県議会総務委員長であったが、上京することもままならず、ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟の幹事か何かを依頼されて、申し訳ないけれどお断りさせていただいた。この場を借りて、そのことを心からお詫びしたい。それにしても、この年は、それはそれは、ひどい年になった。

 さて、当時の石井正弘知事(現自民党参議院議員)は、乾いた雑巾を絞ると評価された行財政構造改革を断行。4年間で、396億円の財政効果を出すため、職員給与平均7・4カット、第三セクターで運営されていた倉敷チボリ公園を閉園。自らも、結果として、4000万円以上の退職金を返上し、行財政改革断行を掲げて、4期目の知事選挙を戦った。事業費も、どんどん削り、補助金などは、全廃か、50%カットか、20%カットのどれかを選べというような徹底した行財政構造改革であった。

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 一方、公の施設の見直しも行われる中で、同年8月27日、行財政構造改革プロジェクトチーム(PT)が、改革プランの素案に、県立児童会館の2009年度廃止を突然打ち出した。

 当時、県立児童会館は、指定管理者制度の導入を受け、唯一、県の外郭団体をプロポーザルで、なんと1点差で破り、社会教育団体を中心にした民間が主体で運営されていた、まことに稀有な公共施設であった。この間、地域、大学、企業との大胆な連携を進め、それは、現在のサイピアにつながっている。

PT素案へパブリックコメントを送れ!!

 当時私は、常任委員会は総務委員会、特別委員会は、子ども応援特別委員に所属していた。県立児童会館は、保健福祉部所管で、この特別委員会には、子ども未来課が関わり、大学の先輩である担当課長には、しばしば、特別委員会で、失礼なまでに、問い詰めることになってしまった。それが、母校の在野精神の発露だ。仕方ない。

 特に、耐震構造も見ていないのに、「老朽化で危険」とする当局の主張を徹底的に突く形になった。「いつかお互い笑いあえる日が来るでしょう!」というのが、一方的な合言葉だったが、いまだに、お会いしても、笑顔が、どことなく引きつっている気がする。

 一方、素案が発表されて、パブリックコメントが、8月28日から募集されたが、締め切りが9月26日。1カ月にも満たないこの間に、民間団体や有志の方々が動きに動いて、集まった県立児童会館廃止反対の県民意見が、1655!!パブリックコメント自体、そう集まるものでないはずが、県民意見の総数は、2204。そのうちの3分の2以上が、県立児童会館に関するものというすさまじさであった。

 11月12日、「市町村の児童会館など多数整備され、役割を終えた」としていたが、青空知事室で、廃止時期を2年間先送りする考えを表明した。

 このことにより、逆に、十分な存続運動期間を確保することになったのである。

撃沈する議会質問

 こうした運動に呼応しながら、総務委員会と子ども応援特別委員会の呪縛を離れて、晴れて自由な身の上となり、本会議で、県立児童会館について、質問を行った2009年6月定例会の一般質問は、文字通り、撃沈だった。

 情に訴えてはみたものの、もはや、閉館のカウントダウンが始まるような、風前の灯ともいえる悲惨な答弁であった。

<2009年6月定例会より>

(佐藤)
 あわせて、あえて申し上げたくないのですけれども、倉敷チボリ公園や吉備高原ニューサイエンス館を失って、このゴールデンウイークに、幾ら後楽園や都市緑化フェアの会場がにぎわっても、そこに行った多くの親が子供たちにチボリやニューサイエンス館に行けない理由を説明できなかったことでしょう。

 幾ら経済対策を打っても、景気回復がなされても、思い出は絶対に買うことができません。子供たちの心の中にある、また、これから積み重ねていける思い出の舞台を奪い去ってしまった。それは、決して金銭では換算できないほど罪深い大損害であると、私は思います。瓦れきの山や、がらんどうの部屋をのぞき込むと涙が出ます。そういう苦しみを感じる今、知事には幾ら計画されたとはいえ、これ以上、子供たちの思い出が残る公共施設を壊さないでいただきたい。

 プライマリーバランスの黒字が維持されるのが大義ならば、その中で最大限の努力をしていただきたいと思います。

 具体的には、ファーマーズ・マーケット・サウスヴィレッジと、そして偉大な建築家である芦原義信氏が設計された岡山県立児童会館ですが、本当に取り壊されたいですか。特に、岡山県立児童会館は、子供回遊ゾーンとも言える県立児童会館、生涯学習センター、池田動物園、光量子研究所、国際交流センター、ルネスホール、県立博物館、県立美術館、天神山文化プラザ、きらめきプラザ、総合グラウンド、こうして大回遊する中で、まだまだ思い出を子供たちが紡いでいける、そうした施設の中核にあるというふうに、私は思っております。

 まずは、壊してしまいたい、そうした答えありきで、本気で残していきたい、そうした声に行政が応えてくれているように思えません。新たな公共事業を起こすのもよいですけれども、公の施設の見直し方針の見直しも考えていくべきだと思いますが、御所見をお聞かせください。

 また、特に県立児童会館については、現在の方針の見直しをあえてお伺いいたしたいと思いますが、御所見をお聞かせください。

(知事答弁)
 県立児童会館についての御質問でありますが、県立児童会館は昭和38年に全国的にも画期的な児童のための施設として建設され、以来多くの県民に親しまれながら県内の児童館活動を牽引するという大きな役割を果たしてきたところであります。

 しかし、建設以来46年を経過し、県内の市町村において児童館等が多数整備され、地域の実情に応じた活動を展開しておられるということから、県の公の施設としての役割をおおむね果たし終えたと、このように考え、建物の老朽化が激しい、この施設を22年度末までに閉じることを決めたところであります。

 建物の存続につきましては、民間の方々にも協力を打診いたしました。しかしながら、耐震化等の問題もありまして、残念ながら現時点では困難な状況となっております。

存続を求め署名活動開始

 2010年1月30日、県立児童会館の指定管理者である社会教育団体が事実上事務局となり、地域住民や利用団体による「岡山県立児童会館の未来を考える実行委員会」が発足。本格的な署名活動が始まった。
 不屈の闘志である。

教育委員会へとばっちり?質問

 署名活動は展開されているものの、ある種の限界を感じていたが、一方で、児童会館の役割を終えたとしても、教育委員会は、何をしているのか?と、苦し紛れに、矛先を知事部局から、教育委員会に向けることを思いつき、教育長に、とばっちり?質問を敢行した。
 後になって、この質問が、政策大転換の契機となる。

<2010年2月定例会より>

(佐藤)
 また、公の施設の見直しで、私、こだわっておるんですけども、岡山県立児童会館の廃止を決められていますが、伊島の同じ敷地内で生涯学習センター、烏城高校と並ぶ三学ぱるの一翼を失うことを考えれば、これはひとり子育て支援の範疇の問題ではなくて、なぜ生涯学習の中で、社会教育の中で、教育の問題として考えるという努力をなさらないのか、なぜ子供が科学に対する興味と関心を高め、多様な才能をはぐくむ場を奪われるのか、その課では仮に不要と感じられても、ほかの部では有効に使えるかもしれない、しかし、手を出さない。

 各担当課だけではなく、県教育委員会も最後までの努力、食らいついていく気迫を見せていただきたいんですけれども、それを惜しんでいるようにも感じられます。これは、まさにとばっちりかもしれませんが、教育長の御所見をお聞かせください。

(教育長答弁)
 公の施設の見直しにかかわる県教育委員会の努力についてでありますが、児童会館の今後のあり方については、全庁的な議論等を踏まえ、財政構造改革プラン及び行財政構造改革大綱2008の中で示されたものでありまして、県教育委員会としましても、それを踏まえて対応すべきものと考えております。

 建物の存続につきましては、公の施設としての役割をおおむね終えたことに加え、施設・設備の老朽化等の課題もありまして、現時点では困難な状況だと承知しております。

 県教育委員会としましては、建物の存廃にかかわらず、必要な生涯学習施策が行えるよう、全力を尽くしてまいりたいと考えております。

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県民の戦いは続く

 あまりにもの教育長答弁を受け、署名活動は、ヒートアップ。地域住民や市民グループ、NPOなど190以上の団体が、運動を展開。署名は、1カ月で2万人を超える。

自民党代表質問にねじ込む

 このころになると、私の暴走ぶりは、もはや目に余るようになっていた。議会内に、賛同者が増えているという実感はほとんどなかったが、初めて、自民党の代表質問をさせていただけることになった。私のあまりの暴走ぶりに独壇場と化しており、党の総意があったかはかなり微妙だったが、意地でもと、県立児童会館の質問をねじ込んだ。

 これにより、あれほど拒んでいた耐震診断を行うという答弁を引き出した。潮目が変わった。

<2010年6月定例会 代表質問より>

(佐藤)
 プランでは、県立児童会館は県の施設としては閉じるとされていますが、先日、地域住民、利用者等から2万人を超える署名とともに存続の要望がありました。知事は、閉館した後の取り扱いについて検討されるため、施設の耐震診断を行うと回答されましたが、例えば、近隣の京山ロープウエー遊園が世界最高効率の太陽光発電システムの実証実験の場としてよみがえるように、私は児童会館にもぜひ新しい命を吹き込みたい、そのように願っておりますが、今後の方針について御所見をお伺いいたします。

(知事答弁)
 児童会館についてでありますが、今年度末に児童会館としては閉じるという財政構造改革プランの方針に変更はないところでありますが、これまでの県議会での御議論や多くの県民からの要望等を踏まえまして、このたび耐震診断を行うこととしたところであります。

 閉館後の取り扱いにつきましては、その結果を踏まえ、岡山市や民間に呼びかけ、県民からの要望の中で提案のあった新たな行政ニーズへの対応の可能性を探り、隣接する生涯学習センターも含め、全体としてどのような方向性が考えられるか、今後慎重に検討してまいりたいと存じます。

かえってきたぞ!救世主はやぶさ!!

 2010年6月13日、7年間の航海を終えて、地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」。彼はまさに、県立児童会館存続運動の救世主となる。

 時は、はやぶさブーム。2010年8月1日、市民グループにより、いずれつぶされるであろう県立児童会館のプラネタリウムドームで、映画「HAYABUSA」の上映会が始まった。

 家族連れでにぎわう中で、県立児童会館とはやぶさの運命が、シンクロする。

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HAYABUSA質問

 9月定例会で、あまりにもしつこく、どこまでも県立児童会館について。知事に、「HAYABUSA」を観たか?と、議場で聞く暴走議員。

<2010年9月定例会より>

(佐藤)
 一方で、知事は、我が党の代表質問に答えられて、歳入確保対策について、「1、県有資産の有効活用等、2、使用料等の適正化、3、県税の収入率の向上及び、4、新たな財源の創設の4つの対策を柱に据えており、全国トップクラスの98.0%以上の収入率を目指し、納税を呼びかけるコールセンターの設置や県民局の徴収体制の強化など、新たな対策を順次導入し、徴税の強化に取り組んでいる」とされました。中でも、この歳入確保対策のうち、1番の県有資産の有効活用と公の施設の見直しとの関係は、私は本来これは矛盾するものではないというふうに思います。

 特に、金銭的に換算できない、県民の皆様の共通の思い出、私はこれも県の財産であるというふうに思いますし、岡山県として、これから生まれ来る子供たちのためにも、後世に引き継いでいくものだと思います。少なくとも、岡山県の子供たちが将来幼いころを思い出したときに、例えば私の小4の子供は、倉敷チボリ公園を失っておりますけれども、財政コスト削減をもって、子供たちの共通の思い出になるような場所を奪い去ることは、私は大人の罪であるというふうに思っております。

 くどいようですが、岡山県立児童会館でありますが、6月定例会で、「今年度末に児童会館としては閉じるという財政構造改革プランの方針に変更はない」、これは明言されておられますが、「閉館後の取り扱いについては、耐震診断の結果を踏まえ、岡山市や民間に呼びかけ、県民からの要望の中で提案のあった新たな行政ニーズへの対応の可能性を探り、隣接する生涯学習センターも含め、全体としてどのような方向性が考えられるか慎重に検討する」、こうした答弁がございましたが、あれから3カ月以上たっております。改めて、岡山県立児童会館の耐震診断の結果と建物の活用策を含めた今後の方向性について、知事にお伺いいたします。

 折しも、現在、岡山県立児童会館プラネタリウムでは、連日、「はやぶさ」の上映でにぎわっております。長い孤独な宇宙での航海の後に、故郷に届けるカプセルを残して大気圏で燃え尽きた小惑星探査機「はやぶさ」、この姿を最新のコンピューターグラフィックスで見せる作品は本当にすばらしく、何よりもこれはプラネタリウムでないと味わえないものでございます。

 知事も鑑賞券を御購入いただいたというふうに聞いておりますけれども、岡山県立児童会館プラネタリウムで「はやぶさ」をごらんいただいたでしょうか。もし、ごらんになっていれば、御感想をお聞かせください。

(知事答弁)
 次に、県立児童会館であります。
 まず、耐震診断の結果等についてでありますが、耐震診断の診断結果は、児童会館は、補強工事を行えば耐震基準に適合するとのことでありました。今年度末に児童会館としては閉じるという、財政構造改革プランの方針に変更はありませんが、お話の県有財産の有効活用という観点からは、岡山市への呼びかけや、新しいニーズに対応した活用が考えられると存じます。

 その場合の意義は何なのか、耐震補強、その他の経費はどうなのか、隣接する生涯学習センターとの関連はどうなのかなど、さまざまな検討課題を勘案しながら、引き続き、慎重に検討してまいりたいと存じます。

 映画「はやぶさ」についてでありますが、この上映会を民間の有志の方々が招致されたと聞きまして、鑑賞券を購入させていただきましたが、いまだ、その時間がとれないため、鑑賞はできていないところでございます。

知事ご夫妻「HAYABUSA」鑑賞

 9月定例会後のある日、お忍びというか、自腹で、石井知事ご夫妻が、県立県立児童会館プラネタリウムで、「HAYABUSA」を鑑賞された。

生涯学習センターと一体の施設として生まれ変わる表明!!

 そして、11月定例会の知事提案説明で、県立児童会館が、生まれ変わることが、表明された。

<2010年11月定例会 知事提案説明>

 次に、今年度末をもって閉館する県立児童会館につきましては、耐震診断を行ったところ、修繕工事を実施することにより使用が可能であることが判明いたしました。このため、建物の利活用について、県議会を初め県民の皆様からいただいた御意見等をもとに、現在、隣接する生涯学習センターとの一体的な活用などについて検討を進めているところであり、早期に方針を決定したいと考えております。

 しかし、飛び上がるほど嬉しいのだが、私は、ひと文句は言うしつこい議員だった。

<2010年11月定例会より>

(佐藤)
 これに関連して、もうこれはくどいとわかりつつも、どこまでも岡山県立児童会館についてお伺いいたします。

 知事は、提案説明で、県立児童会館について「耐震診断を行ったところ、修繕工事を実施することにより使用が可能であることが判明しました。このため建物の利活用について、県議会を初め県民の皆様からいただいた御意見等をもとに、現在隣接する生涯学習センターとの一体的な活用などについて検討を進めているところであり、早期に方針を決定したいと考えております」とおっしゃられました。

 隣接する生涯学習センターとの一体的な活用は、2月定例会で私自身が教育長に向けた質問の流れでございますから、本来は歓迎すべきところでありますが、正直なところ、この説明を聞いて、私は大変に怖くなりました。

 児童会館については、2年間の延長をしましたけれども、そもそも耐震診断もせず老朽化を理由にはなから児童会館を取り壊してもよいと考えておられたわけでございますから、今さら判明というのが何なのか、本当に危なかったというふうに思いました。特に、民間に経営譲渡されたハウステンボスが黒字に転じ、8年ぶりに社員にボーナスが支給されるという報道を聞くと、財政を理由に本当に壊してしまってよかったのかと思うものが幾つもあります。

 そこで、改めてお伺いします。失礼ながら、生涯学習センターが十分な生涯学習センターとしての機能を果たせているとは思えない状況で、よもや児童会館を会議室等に使われよう、そのようなことは思っていられないでしょうね。まずは、生涯学習センターの存在意義と稼働状況について、教育長にお尋ねいたします。

 何よりも知事も御夫妻で小惑星「イトカワ」の微粒子を持ち帰った探査機「はやぶさ」の映画をごらんいただいた県立児童会館のプラネタリウムについてはどのようにお考えでしょうか。ちなみに、私の小学4年生の子供は、このプラネタリウムで「HAYABUSA」を見て以来、「HAYABUSA」のポスターを部屋に張って宇宙関連の記事やニュースに関心を持って本を読むようになりました。きょうの「あかつき」の金星軌道突入は、全国の子供たちが注目しています。スポーツで才能を伸ばす子供たちもいますが、文化芸術や研究の分野で未来の可能性を切り開いていく子供たちのためにさまざまなチャンスを提供するのも、また、私は大人の役目だというふうに思います。その中でプラネタリウムの果たす役割は、今後も大きいと考えます。

 特に、岡山市のシンボル京山に、独立行政法人産業技術総合研究所の高性能集光型太陽光発電システムが設置され、その電力利用として、両備ホールディングスさんの共同研究が行われるようになって、さらに多くの大学が集積している地域でプラネタリウムがある児童会館には、例えば、理科や科学に特化したような学習体験施設があったり、電気自動車のエンジンや最先端の物づくりの成果物の展示等があれば、子供たちは限りない可能性を広げることができるでしょう。

 ところで、判明する前に結論を先に申し上げますけれども、このプラネタリウムは老朽化していますが、確実に今後も使用できます。1980年にMS-15手動機として納入された児童会館のプラネタリウム機器は、十分な保守保全と新型、各種補助投映機器等の導入もあって、確かに30年以上たってますけれども、無事稼働しており、老朽化が目立つ箇所もあるものの、定期的な保守、一部部品交換を継続的に進めれば十分に使えます。特にコンソール、制御装置でございますが、これがコンピューターを搭載した自動機ではなくて手動機であるがゆえ、かえって故障時の修理対応は十分可能です。一方で、特殊効果投映機を含めた補助投映機関連については、デジタル機器に世代交代の時期、これはもうどこもそうなんですけど、そこに来ており、それに順次対応していけば問題はございません。一方で、渋谷駅前の渋谷東急文化会館にあった天文博物館五島プラネタリウムが惜しまれつつ閉館して9年、復活を熱望する声に押されてこの11月21日より、新たなプラネタリウム「コスモプラネタリウム渋谷」としてオープンしました。特に文化総合センター大和田に移しての投映機の再組み立てや展示台の製作などは、寄附を集めて行われたと言いますが、空前の天文ブームと言われ、子供たちが宇宙への夢を膨らませているこの時期に、新設が難しいプラネタリウムを仮に壊してしまうならば、これはもう正気のさたとは思えません。

 改めて、知事に伺います。岡山県立児童会館プラネタリウムについて、今後どのようにお考えでしょうか。

(知事答弁)
 プラネタリウムについての御質問をいただきましたが、未来を担う子供たちが宇宙や科学技術に関心を持つ機会を提供するということは、県といたしましても大変有意義であると認識しておりまして、新しいニーズや技術的な進歩などを総合的に勘案しながら、現在、部局横断で全庁的に検討しているところでありまして、早期に方針を決定したいと、このように考えております。

(教育長答弁)
 生涯学習センターの存在意義等についてでありますが、生涯学習センターは県民の生涯学習を支援するための拠点施設として、市町村、大学、関係団体等との連携を図りながら、県内外の学習情報の提供や生涯学習の指導者やボランティア等の人材育成、学習講座等の開設などを行うことによりまして、全県的な生涯学習推進を図る役割を果たしているところであります。また、施設の稼働状況につきましては、大研修室やミーティング室等は積極的な利用がある一方、特別な使用に供する編集室等は十分に利用されているとは言えない状況でありますが、センター全体では年間約3,400件の団体、個人等が学習、交流の場や学習成果の発表の場などとして活用しているところであります。今後一層の施設利用の促進が図られるよう努めてまいりたいと考えております。

(再質問)
 それから、児童会館のことにつきましては、そのようにこれから早期に方針を決定していただくということでございますが、しかし、だれが決定するのかが一番問題でございます。今回も、児童会館、基本的には公の施設の見直しで廃止してもいいという、そういう施設にまでなっていた。それを2年間延長して、そして建物を残していきましょう、あと有効活用していきましょう。これは、県民の皆様の思いでありまして、あくまで県民の皆様の声をしっかり聞いていただかなくっちゃいけない。その中で、児童会館について、今までどおり行政の職員さんと教育委員会だけで今後の方向を決めるんだと。それでどんな方向が決定づけされて、それに何の根拠があるんでしょうか。そうした意味では、早期に決定するにしても、やはりしっかりと民間の意見を聞いていただきたいと思いますが、そのことについてもお伺いしたいと思います。

 最初に申し上げた25年度以降、業界団体の補助金は基本的に戻らないと理解していいのか、児童会館の今後の方針はだれが決めるのか、そのことについてお知らせください。

(知事再答弁)
 プラネタリウムでございますけれども、もちろん今現在、教育長のほうにお話し、検討していただき、もちろん私たち知事部局と連携して議論を進めているところでありまして、今、議論の最中でございますから、まだ具体的な方向性は申し上げる段階ではございませんけども、その中で、責任持って私自身が、教育委員会の意向を十分踏まえて方向性をお示しさせていただきたいと思っておりまして、その間、民間の皆さんの意見、要望等もたくさんいただいております。こういったことも反映させながらしっかりとした方向性を打ち出していきたいと、このように考えております。

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2013年度に蘇る!!未来科学棟(仮称)!!

<2011年2月定例会 知事提案説明>

 また、今年度末をもって廃止することとしている県立児童会館につきましては、県生涯学習センターの未来科学棟(仮称)として整備することとし、産学官民の連携のもと、プラネタリウムや科学に関する全天周映像等の投影、集光型太陽光発電システムなど周辺施設と連係させる学習プログラムの提供等、広く科学をテーマとした学び・体験・交流を発信する施設として、平成25年度の供用開始を目指してまいります。

さようなら県立児童会館、さようならプラネタリウム

 2011年3月末で、岡山県民に愛されてきた県立児童会館は、ひとまずその長い歴史に幕を閉じることになった。「プラネタリウムに泊まろう」というイベントも。

 しかし、それは、新しい戦いの始まりであった。指定管理者はじめ、県立児童会館を守るために奔走した今のスタッフが、新しい未来科学棟に必ず戻ってくるための。

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未来科学棟って、どんなもの?

 その後も、未来科学棟(仮称)への質問は、ひつこく続けた。

<2011年6月定例会より>

(佐藤)
 何より、県都岡山市において、県立児童会館改め未来科学棟、生涯学習センター、池田動物園、京山ソーラーグリーンパーク、岡山光量子科学研究所、岡山国際交流センター、きらめきプラザ、総合グラウンドと、このカルチャーゾーンも含めて大回遊したら、岡山の文化に触れて、子供たちの可能性が無限に広がるゾーンになりますが、このゾーンの生かし方についてもお考えをお知らせください。

(知事答弁)
 周りを含めた生かし方でありますが、お話のゾーンで申し上げれば、例えば半日は京山周辺で科学や動物に触れ、あるいは総合グラウンドでスポーツを楽しみ、残る半日はカルチャーゾーンで歴史・文化・芸術に親しむなど、子供にとって有意義な行程が組めると考えられます。カルチャーゾーンを中核として、岡山市内の各文化・スポーツ施設が連携を図ることによって、新しい岡山の魅力づくりにもつながる可能性があることから、今後、岡山市と連携しながら取り組んでまいりたいと存じます。

<2011年9月定例会 知事提案説明>

 次に、県生涯学習センターの未来科学棟(仮称)につきましては、先般、取りまとめた基本計画に基づき、学校教育との連携による創造性豊かな人材の育成を図るとともに、企業、大学、NPO等と協働して、幅広い世代の体験・交流の場とするなど、科学に関する産学官民の知を結集した連携・協働型の施設として、平成25年度の開館に向け準備を進めてまいります。

<2011年11月定例会 知事提案説明>

 県生涯学習センター未来科学棟(仮称)につきましては、9月に取りまとめた基本計画に基づき、老朽化した建物の耐震化等の改修工事、プラネタリウム等の映像システムの更新、企業・大学・NPO等との協働に向けた管理運営体制の検討を行うなど、平成25年度の開館に向けた取り組みを一層進めてまいります。

前知事への感謝で、やっぱり質問

 4期16年務められた石井知事が、退陣表明された。えげつないほど過激な質問を繰り返してきたが、感謝を込めて、最後の最後まで、未来科学棟(仮称)の質問。新しい知事になって開館を迎えるが、今のサイピアは、石井知事が残してくださったものである。

<2012年6月定例会>

(佐藤)
 ありがとうございました。
 思えば、落書き調査隊として中心市街地の落書き一斉消去活動をするたびに、知事に御参加いただいたりして、一緒に町じゅうの落書きを消して回ったことは、今となっては何か楽しい思い出でございまして、さらにNPOや国際貢献に関する条例は、一緒につくってきた感もありますし、議会で提言させていただいた「ももっち」の仲間の「いぬっち」、「さるっち」、「きじっち」、さらに「うらっち」、仲間をふやしてくださいました。ある意味、私も議員として知事に育てていただいたことを、心から感謝申し上げたいと思います。

 その中で印象に残る論戦は、何といっても、岡山県立児童会館についてでございます。公の施設の見直しの中で、廃止とされていたものがデジタルプラネタリウムがある未来科学棟(仮称)として生まれ変わることになりました。最初は、耐震診断すらせずに老朽化を理由に取り壊される運命にあったものですが、署名運動まで展開する我々もかなりしつこかったですけれども、最後は知事の御英断で、岡山の子供たちの未来の可能性を広げる施設として残ることになった、これについては心から感謝を申し上げます。乾いたぞうきんを絞るような行財政構造改革でありましたけれども、決して血も涙もなかったわけではない。

 まず、知事に未来科学棟(仮称)への思いをお伺いいたします。

 もちろん児童会館は、生涯学習センターの横にあるのに、教育委員会は何をしとるんならということで、生涯学習センターの一部になりましたが、教育長にも同じことをお伺いいたします。

 また、未来科学棟(仮称)開設に向け、増員された担当課の方も、今、かなり気合いが入っておりまして、勢いを感じておりますが、一方で産学官民の連携という意味では、企業、大学、地域やNPO等との連携が重要でございます。今後、生涯学習センターと未来科学棟(仮称)について、指定管理者制度を導入されるおつもりであるか。される場合は、どういった役割分担で行われるか、お知らせください。教育長にお伺いをいたします。

 加えて、子供たちの理科離れが言われる中で、小学校において理科の実験指導ができない教師がふえている現状がございます。いわゆるでき合いのキットに頼る傾向が見られるんですけれども、知的好奇心から、仮説を立てて立証する実験というのは、極めて重要なものです。現状の認識と対応策について教育長にお伺いをいたします。

 関連して、特に池田動物園、京山ソーラーグリーンパークがある周辺は、世界に誇るESD(持続可能な開発のための教育)のメッカでもございます。そして、2014年には、国連が定めた10年間のESDの取り組みの成果などを取りまとめる最終年会合が岡山市と名古屋市で開催されます。これは、もう大変に意義のある国際会議でございまして、生涯学習センターやスーパーサイエンスハイスクールなど、こぞって参加・協力すべきだと思いますが、御所見をお聞かせください。教育長にお伺いいたします。

 さらに、私は、例えば未来科学棟(仮称)を活用した人材育成を含めて、科学技術の成果を産業や県民生活に結びつけるための科学技術振興指針の見直しの必要性を強く感じております。御所見をお聞かせください。

(知事答弁)
 未来科学棟(仮称)についての思いでありますけれども、現在、教育委員会におきまして、25年度春のオープンに向けまして取り組んでいるところでありますが、こうした場で、子供を初め幅広い世代の方々が未来につながる科学の学び、体験、そして交流を通しまして、科学に対する興味、関心を高めていくということは、これは大変意義深いことであると考えております。私自身も県内外のプラネタリウムに出向きまして、そしてさまざまな体験をさせていただきました。映像の美しさ、そして迫力に、これに引き込まれたり、それから宇宙の神秘、こういったことに思いをはせた、こういうことを、今、思い起こしているわけでございます。こうした学習機会を提供いたしまして将来への夢、そして希望を与える施設と、ぜひなってほしいと願っているところでございます。

(教育長答弁)
 まず、未来科学棟(仮称)等についてのうち、思いについてでありますが、旧県立児童会館が未来につながる科学の学び、体験、交流の発信拠点として、未来科学棟(仮称)に生まれ変わり、県民の皆様が科学に触れる機会が加わるなど、生涯学習センターの機能が強化されますことは、意義あることと考えております。今後、未来科学棟(仮称)が魅力ある施設となりますよう、産学官民の連携・協働を深めますとともに、生涯学習センターの役割である指導者養成・研修、学習情報の提供、学習講座の開設といった機能も充実させ、「生涯学習社会おかやま」の実現に向けて取り組んでまいりたいと存じます。

 次に、指定管理者制度についてでありますが、現在、生涯学習センターにつきましては、生涯学習の中核拠点としての機能を果たす施設でありますことから、施設維持管理等の業務を指定管理者が行っているところであります。未来科学棟(仮称)につきましては、さらに学校教育と密接に連携する事業を行いますことなどから、総合企画調整や指導者養成等につきましては、県で実施することとし、施設維持管理やプラネタリウム運営等につきましては、民間のノウハウを活用するため、指定管理の対象にしたいと考えているところであります。

LM推進議連関連質問!!

 はっきり申し上げて、ここに至るまで、ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟の会員であることとは、あまり関係ないことばかりであったのだが、ついに関係ある記述である。議連の研修で、今年2013年の2月に、JAXA宇宙航空研究開発機構・筑波宇宙センターに行ったことが活きた質問である。

 もっとも、後述するが、2012年6月に、相模原キャンパスに、お邪魔したこともあったのだが・・。

<2013年2月定例会より>

(佐藤)
 いよいよこの春、「生涯学習センター未来科学棟」改め「人と科学の未来館サイピア」がオープンをいたします。デジタルプラネタリウムを設置されて、宇宙に向かって子供たちの可能性が無限に広がっていくことを本当に楽しみにしておりますが、ここでよもやJAXAとの連携、協定締結を考えておられないことはないというふうに思いますけれども、まずそのことを教育長に確認をさせていただきたいと思います。

 また、このJAXAと連携して災害監視、防災や農林水産業で人工衛星を利用したり、航空産業から航空宇宙産業に視野を広げて産業連携活動を行う自治体ももう出てまいりました。さらに、一歩踏み込んでJAXAとの連携を目指すお気持ちはないか、お伺いいたします。

(教育長答弁)
 お答えいたします。
 「人と科学の未来館サイピア」についてでありますが、4月中旬にお話のJAXAとの連携協定を結ぶこととしており、サイピアで実施する講座等への宇宙に関するプログラム提供に加え、学校の授業への講師派遣、教員に対する研修等を予定しております。宇宙政策にかかわる方々や最先端の知見に基づく教材に触れることにより、子供たちの学習意欲の喚起や好奇心の醸成に大きな効果が期待できるものと考えております。

 以上でございます。

4月29日『人と科学の未来館・サイピア』オープン!!

 かくして、県立児童会館改め、未来科学棟改め、人と科学の未来館サイピアがオープンした。指定管理者と県教委の関係など、書きたいことは山ほどあるが、このサイピアオープンということもあり、また、常任委員会で久しぶりに文教委員会に戻っており、現在進行形の議論が幾つもあるので、詳細は差し控えたい。

そして、日本宇宙少年団岡山桃太郎分団結団!!

lm20140122_20 一方で、岡山ライオンズクラブの会長になることも見越して、さらには、サイピアの指定管理者と円滑な関係が結べることを信じて、サイピアをホームグラウンドとして活動できる岡山県最初の日本宇宙少年団の設立に動いていた。

 そして、2013年6月22日、1年がかりで、宇宙少年団岡山桃太郎分団が設立された。そこからの活動は目覚しく、全国7地域の1会場のひとつに、岡山が選ばれ、地域主催団体として、2014年1月14日、国際宇宙ステーションの若田宇宙飛行士との交信を行った。また、2月9日には、新たな分団のリーダーを養成すべく、宇宙教育指導者セミナーも開催される。ただ、これらが、サイピアが会場でないことについては、いろいろあるのだが、詳細は省こう。

 HAYABUSAが、残したものは、県立児童会館改めサイピアだけではない。桃太郎分団がある。科学と宇宙に向かう子ども達の夢がある。

 おそらく、県立児童会館の建物を残し、教育委員会に移管して、生涯学習センターの一部にするというマニフェストは、誰にも書けない。宇宙少年団の分団をつくるのは、もちろん、政治の仕事ではないかもしれない。

 でも、それは、私が地方議員でなければ、できなかったことだ。そんな自負がある。

※ 議会質問・答弁は、県議会会議録より抜粋

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著者プロフィール
佐藤 真治(さとう しんじ):1964年生まれ。岡山県出身。平成元年、早稲田大学政治経済学部政治学科卒。
逢沢一郎代議士秘書を経て2009年岡山県議会議員選挙で初当選。現在4期。
HP:岡山県議会議員 さとうしんじ(佐藤真治)
facebook:佐藤真治
LM推進地議連の連載コラム
第68回 不可解な審議であったが、これを教訓に議会改革を進めていきたい(岐阜県議会議員 太田維久氏)
第67回 「善政競争」で地方議会を変えていこう~LM地議連の活動とこれから(戸田市議会議員 斎藤直子氏)
第66回 <議会改革日本一>を目指して~議会への市民参加の充実を求めて~(さいたま市議会議員 高柳俊哉氏)
ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟(LM推進地議連)連載コラム一覧
関連リンク
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