[北海道・天塩町]【働く女性の注目記事】地方から世界へ! HLABサマースクールin北海道天塩町 (2016/10/5 秋山ゆうこ)
この記事は「広報てしお 2016年10月号『HLAB』」を紹介し、コメントしたものです。
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みなさんは、「HLAB」をご存じでしょうか? 私は、マイ広報紙に掲載された広報てしお10月号の記事で初めてその存在を知りました。
HLABは、2011年に発足した団体で、米国ハーバード大学や一橋大学、東京大学を中心に、日米の大学生が共同で立ち上げた一般社団法人です。世界中から高校生、大学生、社会人が集まり、リベラル・アーツ教育を通して国境や世代を越えた交流を行っています。サマースクールなど宿泊イベントを行い、セミナーやワークショップで様々なプログラムを学べます。
広報てしおでは、8/25、26の北海道天塩町で開催されたHLABのサマースクールについて報告がありました。グループワークでは地方の課題と施策について意見交換を行い、体験プログラムでは牧場見学や鮭の3枚おろし体験などをしたそうです。ところで、天塩町はどこにあるのでしょう? 地図を見てびっくりしました。北海道北部日本海沿岸に位置するとても小さな町です。海岸線からは利尻富士を望む雄大で素晴らしい景色が堪能できます。しかし、最寄りの稚内空港から車で2時間半以上かかり便利とは言えない厳しい立地です。この天塩町に国内・海外から学生が集うイベントの開催はチャレンジだったことでしょう。
天塩町のように特別な観光資源を持たない地方の小さな町でも国際交流の舞台になれる時代です。地元の方々も、普段接することがないサマースクールの学生との出会いは新鮮だったと思います。学生たちの旅人目線を通して、天塩町の新しい魅力を発見できる機会にもなったでしょう。
- [参考]広報てしお 2016年10月号