[北海道・苫小牧市]【働く女性の注目記事】私達ができる日頃からの地震への備え (2016/7/13 マツイキヨエ)
この記事は「広報とまこまい 平成28年7月号『気象台からの防災メモ「活断層型(直下型)の地震」』」を紹介し、コメントしたものです。
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今月の苫小牧広報記事に、地震への普段からの備えについての呼びかけが書かれていました。4月に起きた熊本の地震は日が経つにつれ被害の規模が広がり、まだ多くの人々が不自由な暮らしを強いられています。2011年の東日本大震災の記憶もまだ新しいうちに、またも震度7の大地震が起こるとは想像もつきませんでした。しかし、日本は世界でも屈指の地震大国であり、以前から「南海トラフ地震」や「東京直下型地震」など巨大地震が起こる可能性が危険視されています。活火山が多い北海道も大きな地震と決して無縁とは言えません。
地震が起こった時、何よりも大事なのは自分や家族の命、怪我をしないで無事に避難できることです。火の不始末はもちろん、迅速に逃げられるよう、家具の配置や避難通路を普段から確認しておく、非常用持ち出しを常備しておくなどの備えが必要だと思います。
そしてご近所同士で助け合う心づもりも大切ではないでしょうか。町内で防災訓練を行っている地域もあるかと思いますが、お隣同士で日頃から声を掛けあっていれば、いざという時に安心できます。
地震の被害はいつ誰にふりかかるかわかりません。私達にできることは地震が起こった時、落ち着いて行動すること、隣近所で協力して救援、救護することです。そのためには日常の中で地震を含めた災害を常に意識していきたいものです。
- [参考]広報とまこまい 平成28年7月号