[茨城・守谷市]【働く女性の注目記事】10年前には想像できなかった!未来型の電子化授業に期待 (2015/12/3 秋山ゆうこ)
この記事は「広報もりやおしらせ版2015年11月25日発行『ここがスゴイ 守谷の教育(6) . テレビ型黒板? 黒板型テレビ? 全教室に!』」を紹介し、コメントしたものです。
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今回の記事は茨城県守谷市の小・中学校の取り組みについてピックアップします。
市内すべての教室に70インチの電子黒板が設置され、タブレット端末やデジタル教科書を活用したハイテク授業に取り組んでいるそうです。図形の勉強などが視覚的に理解できたり、電子ペンで書き込んだ資料を共有できたりと活用されるシーンや教科もさまざまなことでしょう。紙の教材ではイメージしづらいことも感覚でひらめく力がつきそうです。好奇心いっぱいの子ども達は新しい機材を上手に使いこなしながら授業を楽しんでいると思います。
一方、先生方の電子化対応は相当の負担ではないでしょうか。新しい授業の準備や機材のセッティングをおこない授業中はICTを駆使しつつ子ども達の習熟度にも気を配ります。休み時間も忙しく子ども達と向き合う時間を持つのも難しいように感じます。
電子化授業をもっと活用していくためには、機材の準備や操作補助などシステム面のサポート人材が学校をバックアップする仕組みが必要なのかもしれません。
新しいワクワクも魅力ですが従来型授業の面白さも大切にしてもらいたいです。個人的には大きな三画定規やチョークをはさんだコンパスを巧みに使い黒板に図形を描いていく先生に憧れたものでした。子ども達には、自分の手と頭を動かしてモノを作る喜びも感じてもらいたいです。最新の技術と多様な知識や知恵を集結させた未来の授業が実現することを期待しています。