[福井・鯖江市]7/8楽しく簡単にプログラミング 鯖江東小学校で「プログラミング成果発表」 (2015/8/10 本田正美)
「データシティ鯖江」を掲げ、行政が保有するデータを積極的に公開し、その利用促進を進めている福井県鯖江市。このオープンデータと呼ばれる取り組みで鯖江市は全国的にも注目を集めています。
データの公開と合わせて、データを利用する人材の育成も欠かせません。データを駆使するプログラミング能力の重要性が高まっているのです。そこで、鯖江市では、次世代のプログラミング教育も積極的に行っています。
7月8日には、小学生向けの「プログラミングクラブ」が開催されました。この教室では、BASICという昔懐かしいプログラミング言語で動かすことの出来る「こどもパソコンIchigoJam」が使用されています。IchigoJamはシンプルな機材で機能は限られていますが、プログラミングの楽しさを実感するには打ってつけ。1機2000円程度で購入可能なので、このような子ども向けの教室でも使いやすいものです。
昨今、このような子ども向けのプログラミング教室が盛況で、満員になる事態も見られます。それだけ多くの人にプログラミングの重要性が理解されるようになっているということでしょう。データ利用の促進を進める鯖江市でも、子供たちにプログラミングの楽しさを体験させる取り組みに余念がありません。
- [著者]島根大学研究機構戦略的研究推進センター特任助教、東京大学大学院情報学環交流研究員 本田正美
- [参考]広報さばえ 平成27年8月号 福井県鯖江市