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参加したくねぇ。会社にあったら嫌な制度・イベントの一位は秋恒例のアレ (2017/9/27 瓦版

関連ワード : 労働・雇用 調査 

恒例行事はいまは昔。いまや敬遠行事

働き方改革の文脈で、職場を良くする努力を惜しまない会社が増えている。一方で、ありがた迷惑な仕組みもやはり存在する。情報サイト開発・運営の(株)キャリアインデックスが「会社にあったら嫌な制度・イベント」をテーマに調査(対象:過去3年以内に転職経験のある関東在住の有職者515人)を実施。その結果を公開した。

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総合ランキング1位は「運動会」。かつては大企業では恒例行事だったが、昨今は景気の停滞に比例するように減少。ここへきてその効果を見直し、復活させる動きもあるが、社員にとってはありがた迷惑のようだ。休日に開催されることが多く、拘束時間も長い。社内コミュニケーション自体を敬遠する傾向が強まっている潮流を考えれば、当然の結果かもしれない。

2位は、ゴルフコンペ。これはそもそも、好きでなければ苦痛でしかない。運動会同様、時間的拘束がすさまじく、さらに上司や取引先と行うことが多く、気を使う。費用も結構なものになり、できることなら敬遠したいということだろう。

3位にランクインしたのは、社員旅行。こちらも減少傾向にあるイベントといえるが、やはり拘束時間や行く場所や費用面で敬遠する人が多いのかもしれない。社風に大きく左右される側面もあるだろう。

出世レース視野の社員はやっぱり高い忠誠心

上位3つは制度というより、イベントが揃った印象だが、制度はどうなのか。社内コミュニケーションを強化する意味合いで導入されるシャッフル飲み会が5位にランクイン。6位に朝礼/終礼、9位に役員との交流制度が入っている。5位と9位は、組織の円滑化を目的に実施するケースが多いが、同僚や上司とのコンタクトをできるだけ避けたいということなのか…。あるいは「やってもムダ」という冷ややかなスタンスのあらわれなのか…。

会社にあったら嫌な制度・イベント2

この結果だけをみれば、昨今の会社における団結力・結束力の弱体化の要因が透けてみえる。一方で、業種にもよるが、テレワークでほとんどの業務に対応出来る環境が整っており、過剰なコミュニケーションはムダ、という風潮があるのかもしれない。古い人間には寂しいが、そんな時間があるなら、業務に集中したい、ということなのかもしれない。

会社にあったら嫌な制度・イベント2

もっとも、その対象を管理職を視野に入れる層に限定すると結果は少々変わってくる。順位自体は、総合ランキングとそれほど変わらないが、「年始の目標」が2位にランクイン。さらに管理職になりたくない層限定ではランク外の「ハロウィン」、「クリスマス」がそれぞれ8位、9位にランクイン。遊びの様なイベントは嫌うという傾向がにじんでいる。そもそも、管理職を目指す層では「嫌な制度・イベント」という表現に反体制を感じるのか、全体に得票率が低く、会社の意向に従う忠誠心が透けており、涙ぐましい…。

何事もそうだが、主体性がなければ、真に楽しむことはできない。裏を返せば、運動会であれ、ゴルフコンペであれ、社員が主体的に取り組みさえすれば、前向きになるし、楽しめる。その意味では徒に制度やイベントを企画する前に、社員が前向きになる仕掛けや意識改革の方面に注力することの方が有効といえるのかもしれない。

提供:瓦版

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