実は子どもにも親にも優しい町!岡山市が子育てに最適な理由 (2017/5/24 nezas)
岡山というと、白桃やマスカット、それに桃太郎の町としてきびだんごなどの特産品が有名です。その他はあまりイメージがないという方もいるかもしれませんが、実は子育てに適した地域という側面も持っています。
今回は、子どもにも親にも優しい町・岡山市を紹介します。地方移住を検討している子育て世代の方は必見です。
子どもの教育に積極的な岡山市
子どもをのびのび育てるには、環境が大切だといえるでしょう。岡山市は、「教育に力を入れた町」ですが、その取り組みについて紹介しましょう。
岡山市は大学・短期大学の数が全国でも有数の多さです。例えば、人口10万人あたりの大学・短期大学数は、全国20の政令指定都市の中でともに第3位です。また、公立図書館の蔵書数と貸出冊数は第2位となっており、学問に触れる機会が多くなっています。(「岡山市 平成27年度 第2回基本政策審議会資料」より)
また、岡山市内には多くの公園があり、一人あたり都市公園面積は第2位で、子どもに思う存分走り回って遊べる場所を提供したいと考えている親にはぴったりです(国土交通省『都市公園等整備状況調査(2014年)』より)。特に市内中心部の西川緑道公園は、有機生活マーケットやキャンドルナイト、イルミネーションなどさまざまなイベントが開催されており、公園整備のモデルとして注目されています。
岡山っ子の学力向上のための取り組み
岡山市は学力向上に向けた取り組みを行っており、豊かな人間性を育み、確かな学力と健やかな体づくりをサポートし、自立した子どもに育てることを目標としています。
そのため「岡山っ子」学力向上推進事業ではしっかりとした学力を身につけるため、岡山大学などと連携しながら校区ごとに、就学前教育から中等教育までの学習を連続させた岡山型一貫教育を取り入れています。
小学校1年生に対しては、教育支援員を配置して生活指導や学習指導にあたり、小学校生活を楽しめるよう援助活動をしています。小学校2年生から6年生の国語、算数の授業では、10人未満の少人数制で習熟度別授業を行い、放課後学習指導などを実施して、一人ひとりの学力向上を図っています。
さらには、子どもたちが本に慣れ親しみ、生涯学び続ける癖が身につくように、学校では読書案内や読書相談、学校図書館を活用した授業などの取り組みも行っています。
子どもの医療制度も充実
岡山市が子育てに最適である理由は教育環境だけではありません。医療面においても子育て世帯をサポートしています。まず岡山市は全国の政令指定都市と比べ、人口10万人あたりの病院数(一般病床数)は第4位、医師数は第3位と、医療環境が整っています(岡山市政策局総合計画課『データで見る岡山の今・未来』より)。
子ども医療費助成制度では、健康保険に加入しており、岡山市に住所がある子どもは、医療費の自己負担額が一部あるいは全額免除になります。
乳幼児は入院・通院ともに自己負担なし、小学生は通院が1割負担(月の上限額4万4,400円)・入院が自己負担なし、中学生の場合、通院は助成なしの3割負担ですが入院が自己負担なしとなり、いずれも所得制限はありません。
ひとり親家庭または父母のいない18歳未満の子どもの場合は、ひとり親家庭等医療費助成制度の対象となり、医療費の自己負担額から一部負担を差し引いた額の助成を受けることができます。
岡山市で子育てしよう
子どもの教育と医療に力を入れた町・岡山市の取り組みを紹介しました。保育所や学校、文化施設が多く、子ども一人ひとりの学力向上に向けたさまざまな取り組みを行っており、地方移住したい子育て世帯にとっては、過ごしやすい街といえるのではないでしょうか。
子どもをのびのびと育てたいと考えている方は、岡山市移住を検討してみてはいかがでしょうか。
提供:nezas
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