新潟県知事選は3氏の争いが確定、投票は6月10日 (2018/5/24 政治山)
米山隆一前知事の辞職に伴う新潟県知事選が24日告示され、新人3人がいずれも無所属で立候補しました。同日17時に立候補の届け出が締め切られ、3氏の争いが確定しています。
立候補したのは、元五泉市議の安中聡氏(40)、元副知事で前海上保安庁次長の花角英世氏(60)、元新潟県議の池田千賀子氏(57)=立憲、国民、共産、自由、社民推薦=の3氏です。
安中氏は新潟県五泉市出身、立正大文学部卒。地方議員の事務所スタッフ、派遣社員などを経て、2011年五泉市議選に初当選。2期目途中で五泉市長選に立候補し、落選しています。
花角氏は新潟県佐渡市出身、東大法学部卒。運輸省(現国交省)入省後、総合政策局観光政策課長、観光庁総務課長、海上保安庁次長などを歴任。2013年から2年間、新潟県副知事を務めました。
池田氏は新潟県柏崎市出身、早大人間科学部卒。柏崎市職員として地域保健、子ども行政に携わり、2003年柏崎市長選に初当選。市議を3期務めた後、2015年新潟県議選に当選しました。
前回(2016年)の同知事選は、医師の米山隆一氏(49)、元長岡市長の森民夫氏(67)、海事代理士の後藤浩昌氏(55)、元団体職員の三村誉一氏(70)の無所属新人4人が立候補。米山氏が52万8455票を獲得して、初当選しました(党派と年齢は選挙時)。投票率は53.05%でした。
投票は6月10日で、即日開票されます。23日現在の選挙人名簿登録者数は193万5231人(新潟県選挙管理委員会調べ)。新潟県内では同日、知事選のほかに県議補選(上越市選挙区、南魚沼市南魚沼郡選挙区)が行われる予定です。
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