前市長逮捕・辞職の上尾市長選、元県議の畠山稔氏が初当選 (2017/12/18 政治山)
前市長の辞職に伴う上尾市長選(埼玉県)は17日投開票が行われ、無所属の新人で元埼玉県議の畠山稔氏(68)が3万495票(得票率46.8%)を獲得し、いずれも無所属の新人で前市議の鈴木茂氏(62)、前市議の秋山かほる氏(62)、元埼玉県職員の石山勝朗氏(84)を破り、初当選しました。
上尾市では前市長と市議会議長が、ゴミ処理施設業務の入札を巡る贈収賄事件で逮捕・起訴され、11月に辞職しました。選挙戦では、事件を受けて不正の再発防止が争点となり、当選した畠山氏は「第三者委員会の設置」「談合防止条例の制定」などを訴えました。
同日には市議補選も行われ、欠員2に対し6人が立候補。共産の新人で政党役員の戸口佐一氏(67)と無所属の新人で衆院議員秘書の海老原直矢氏(30)が当選しました。
当日有権者数は18万8,807人、投票率は前回(2016年)を4.94ポイント上回る35.19%でした。
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