スマホ片手に俳句で名所巡り 松山市がICT推進街づくり事業を実施 (2013/11/7 政治山)
松山市は市内の観光名所を巡りながら俳句が投稿できるスマートフォンアプリ「スマイル松山 ハイク&安心ナビ」を開発し、10月31日より無料配布を始めた。
同アプリは、松山城、道後温泉周辺の散策コースや、同市出身の俳人・正岡子規のゆかりの地を巡る観光ルートなどを紹介、観光スポットでは写真付きの解説も見られる。俳句の投稿はどこからでも可能で、詠んだ地点の地図上に自分だけのバーチャル句碑が建てられる。定期的に行われる審査で最秀句に選ばれると、名句として他のユーザーにも公開される仕組み。
また、健康増進に向けたウオーキングコースの紹介や、災害時の避難場所・土砂災害危険箇所の検索が可能で、松山市民が活用できる機能も備えている。
同アプリは、市が総務省「ICT街づくり推進事業」の助成を受けて開発。半径5km圏内に都市機能が集中するコンパクトシティ松山の特性を活かし、松山市、愛媛大学、民間事業者が産官学連携して、「健康」「観光」「防災」の分野で情報通信技術を活用した取り組みとなっている。
アプリは、アンドロイド用とiPhone用を配信しており、それぞれPlayストア、AppStoreからダウンロードできる。
「スマイル松山 ハイク&安心ナビ」のコンテンツと概要
- (1)観光ルート・健康ルート案内
- ガイドと行く街歩き「松山はいく」の人気観光ルート、まつやまスマイルウォーキングマップ掲載の市内各地区のウォーキングルートが表示されます。
- (2)俳句の投稿/閲覧
- マップ上の好きな場所に自分だけのオリジナル句碑(バーチャル)が建てられます。最秀句に選ばれると名句として紹介されます。
- (3)ソーシャルメディア「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」との連動
- 「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」Facebookページと連動することで、イベント情報をはじめとする旬の情報・最新の情報が掲載されます。
- (4)おすすめの観光スポット・料理店の検索
- 現在地から近いところにあるスポット・名店といわれるグルメスポットを探すことができます。
- (5)防災支援
- 避難場所の検索ができ、松山市内の標高MAP、土砂災害危険個所が表示されます。
- 事前に登録を行った送付先に対して、現在地の情報を送信することが可能です。
- 災害時には、避難支援や安否確認を行える防災支援アプリとして機能します。
アプリのダウンロードについて
AppStoreまたはPlayストアで「スマイル松山」と検索
・AppStore
・GooglePlay
- 関連リンク
- 松山市ホームページ 松山市公式スマートフォンアプリ「スマイル松山 ハイク&安心ナビ」
- スマイル松山プロジェクト概略図(PDF:307KB)
- 「スマイル松山 ハイク&安心ナビ」(PDF:1,385KB)
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