年収1000万円以上の92%が「仮想通貨に投資をしない」 株式会社フィスコ 2018年2月26日
仮想通貨に関する記事や話題を見たり、聞かなかったりすることがない現在、仮想通貨業界にとって非常に厳しい調査結果が公表された。富裕層を対象に調査を行ったのはイーアライアンス株式会社で、2018年2月21日から自社で運営する富裕層向け情報サイト「LENOVI」において、年収1000万円以上の高所得者を対象にしたアンケートを実施した。その結果を「LENOVIPremiumStory‐富裕層の思考回路‐」と題して、一般に公開した。
富裕層が投資に対して求めているものや考え方、時代や市況によって変わる資産運用の方法、お金の使い方、ライフスタイルなどが明らかとなったといってもいい。
■アンケート回答者の属性
回答者の個人年収
1.1,000万円以上1,500万円未満 20.0%
2.1,500万円以上2,000万円未満 20.0%
3.2,000万円以上2,500万円未満 20.0%
4.2,500万円以上3,000万円未満 20.0%
5.3,000万円以上 20.0%
回答者の資産総額
1,000万円未満 9.6%
1,000万円~2,500万円未満 8.4%
2,500万円~5,000万円未満 15.2%
5,000万円~7,500万円未満 13.4%
7,500万円~1億円未満 15.2%
1億円~5億円未満 24.2%
5億円~10億円未満 5.2%
10億円以上 8.8%
以下が、アンケートの回答の一部である。
□Q.現在保有の資産は主にどのようにして資産形成しましたか。
1位:収入からの貯蓄 75.8%
2位:上場株式投資 9.4%
3位:相続 5.4%
□Q.仮想通貨に投資していますか。また銘柄は何ですか。
1位:仮想通貨に投資していない 92.9%
2位:ビットコイン 5.5%
3位:ビットコインキャッシュ・モナコイン・NEM 各0.8%
「LENOVI」では継続的に調査の公開を行っている。今回のアンケートでは、上記の他にも、遊興費やふるさと納税の額、お気に入りのブランドなど富裕層の実態をかなり正確に公開している。
【ニュース提供・エムトレ】
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