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政治から読み解く【経済と日本株】原口氏:対名目GDP比で考えても日銀は圧倒的に大きい 株式会社フィスコ 2017年11月27日
原口氏は「対名目GDP比で考えても日銀は圧倒的に大きい。(日銀資料)ETFで買った総額はもうすぐ新しい数値が出るが凡そ21兆円。このような事をしている中央銀行はない」とツイート(11/27)
原口氏は今年9月末時点の中庸中央銀行の資産規模の数字を提示しており、それによると日本は94.1%、米国は23.1%、欧州は38.9%となっている。米国は10月からバランスシートの縮小作業を開始しており、現時点では23.1%を下回っているはず。欧州については2018年から買い入れ額を縮小する。資産規模の絶対額は増加するが、GDP比での伸び率は鈍化する見込み。日本銀行だけが異常な金融政策を継続しており、それによって株式相場が支えられているならば、金融政策が経済成長のための道具ではなく、株価維持のための道具になってしまう。株高と経済成長には直接的な関係はなく、それぞれが異なる事象となっている。
対名目GDP比で考えても日銀は圧倒的に大きい。(日銀資料)ETFで買った総額はもうすぐ新しい数値が出るが凡そ21兆円。このような事をしている中央銀行はない。 pic.twitter.com/YdVibguHC4
— 原口 一博 (@kharaguchi) 2017年11月27日
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