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政治から読み解く【経済と日本株】:柿沢未途氏「予算委後にあっさり辞表提出」 株式会社フィスコ 2015年2月24日
衆議院議員の柿沢未途氏が「党代議士会は衆本会議前に開かれるが、今日はその後もベルが鳴らない。朝から予定の予算委も開かれず。西川大臣が「辞めない」と繰り返したあげく予算委後にあっさり辞表提出したのは野党から見れば「辞めるつもりで虚偽答弁していたのか」となる。それが平気で許されるなら国会質疑の意味がなくなる。」とツイートしている。
昨年12月に発足した第3次安倍内閣では、初の閣僚辞任となる。米国とのTPP妥結に向けた動きが本格化するなかでの農林大臣辞任となったが、東京市場ではさほど目立った動きは観測されていない。足元のTPP交渉では、今回後任となった前農林大臣の林氏がメディアで取り上げられていたことなどから影響は限定的。
林氏は農協法改正案の骨格取りまとめに関しては、党農林水産戦略調査会長として与党内で調整を担っていたことで、むしろ「適任」との声も聞かれる。岩盤規制といわれている農協改革、そして、TPP交渉と市場関係者も注目している課題なだけに妙な空白などネガティブな状況とはならなかったことは幸いか。
<MT>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。