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政治から読み解く【経済と日本株】:片山虎之助氏「解散風は収まりません」  株式会社フィスコ 2014年11月12日

参議院議員の片山虎之助氏は「11月17日に発表される7~9月期のGDP速報値が重大な意味を持って来ました。良くなければ、首相は18日にも経済対策を盛り込んだ補正予算の編成を指示し、消費税再増税の先送りを決めて衆院を解散、信を国民に問うというシナリオです。解散風は収まりません。」とツイートしている。

一週間前には話題すら上がっていなかった「衆議院解散、年内総選挙」が現実味を帯びてきている。与野党の有力者は選挙準備を一気に進めているが、野党は出遅れ巻き返しに躍起。一方、与党は「解散は首相の専権事項」というメリットをどこまで享受できるかが注目されよう。

年末に失職し再度選挙に打って出る国会議員は悲喜こもごもだ。解散によって内閣が総辞職することから、総選挙の結果次第だが、第3次安倍内閣が組閣される可能性が高い。初入閣を目指している約50名の自民党適齢期の国会議員からするとチャンスと言えよう。ただ、9月の改造内閣発足で閣僚入りした議員からすると複雑だろう。

<MT>

株式会社フィスコ
株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。