【海外】 ドイツ 第3次メルケル政権誕生!閣僚16人を発表! ネット選挙ドットコム 2013年12月18日
ドイツ総選挙から3カ月、いよいよ大連立政権がスタートを切った。11月27日にメルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)とゼーホーファー党首率いる姉妹政党・キリスト教社会同盟(CSU)は、最大野党である社会民主党(SPD)と大連立政権の樹立で合意したものの、SPD党員による連立合意についての是非を問う党員投票の結果を待っていた。
12月14日に党員投票が集計され、その結果、約75%の賛成多数で「大連立」政権参加が承認された。これにより、大連立政権発足が正式に決まった。12月17日、メルケル首相は連邦議会で首相に選出され、第3次メルケル政権が始動した。
Image:by Bundeswehr-Fotos Wir.Dienen.Deutschland.
大連立政権発足に伴い、第3次メルケル政権の閣僚ポストが発表された。もちろん、首相はアンゲラ・メルケル氏(59)、副首相にはSPDのジグマー・ガブリエル党首が就任。首相府長官には前環境相のペーター・アルトマイヤー氏。入閣する閣僚は以下の通り(敬称略)、名前の後の○印は女性。
【CDU】
内相:トーマス・デメジエール(前国防相)
財務相:ヴォルフガング・ショイブレ(留任)
国防相:ウルズラ・フォン・デア・ライエン(前労働・社会相)○
保健相:ヘルマン・グレーエ(前CDU幹事長)
教育・研究相:ヨハンナ・ヴァンカ(留任)○
【CSU】
交通・デジタルインフラ相:アレクサンダー・ドブリント
食料・農業相:ハンス=ペーター・フリードリッヒ(前内相)
経済協力・開発相:ゲアト・ミュラー
【SPD】
経済・エネルギー相:ジグマー・ガブリエル(副首相兼任)
外相:フランク=ヴァルター・シュタインマイヤー
労働・社会相:アンドレア・ナーレス○
司法・消費者保護相:ハイコ・マアス
家族・高齢者・女性・青少年相:マヌエラ・シュヴェジッヒ○
環境・自然保護・建設・原子力安全相:バーバラ・ヘンドリックス○
第3次メルケル内閣の平均年齢は53.9歳で、2009年時の51.4歳よりも2.5歳、上回った。最年長は、財務相のショイブレ氏で71 歳。最年少は家族・高齢者・女性・青少年相のシュヴェジッヒ氏で39歳である。入閣する16人中女性は6人で、前回よりも1人増えた。
▼外部リンク
ドイツ連邦政府ホームページ
http://www.bundesregierung.de/startseite_node.html
フォークス誌オンライン版 Mit diesen Köpfen geht Merkel in ihre dritte Amtszeit
http://www.focus.de/politik/deutschland/bundestagswahl-2013/