【海外】独ヘッセン州、初の「黒-緑」政権誕生か!クリスマス前の発足に向けて協議中 ネット選挙ドットコム 2013年11月27日
関連ワード : ドイツ
CDUと緑の党が連立交渉を開始
ドイツ総選挙と同じ9月22日に行われたヘッセン州議会選挙。こちらも国政同様に、次の政権枠組みが決まらず、連立協議が続いている。
選挙では、キリスト教民主同盟(CDU)が得票率38.3%で、第1党を維持したものの、連立政権を組んでいた自由民主党(FDP)は、得票率5%と大幅に後退し、かろうじて議席を確保。両党で過半数を確保できないため、CDUとFDPによる「黒-黄」政権は不可能となった。
ここにきて、連立交渉が新展開を見せた。CDUと緑の党(Grüne)が、ヘッセン州初の「黒-緑」政権形成に向けた交渉に入るというのだ。
初めての試み
フォルカー・ブッフィェー首相(CDU)は25日に行われた最初の交渉後、
「やるべきことがたくさんあるが、成功すると信じている。」(ロイターニュース・ドイツより)
と語った。
両党は、最終的には12月16・17日までに連立交渉を完了し、21日には、連立合意書をまとめたい意向だ。ヘッセン州に政治的な初の試みとなる「黒-緑」政権が誕生するのも間近かもしれない。
▼外部リンク
ヘッセン州CDUのホームページ
http://www.cduhessen.de/
ヘッセン州緑の党のホームページ
http://www.gruene-hessen.de/
ロイターニュース・ドイツ Schwarz-grüne Koalition in Hessen soll Weihnachten stehen
http://de.reuters.com/idDEBEE9AO02520131125
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