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マニフェスト大賞へのチャレンジがレベルアップへの第一歩~小さな一歩から始まる善政競争~ (2023/8/1 愛知県知立市議会議員/マニフェスト大賞事務局長 田中健)

マニフェスト大賞とは?

 第18回マニフェスト大賞事務局長の愛知県知立市議会議員の田中健です。
 今年のマニフェスト大賞の応募が7月1日から始まりました。マニフェスト大賞は、2006年に始まった、地方自治体の議会・首長等や地域主権を支える市民や団体の優れた活動を表彰する日本最大の政策コンテストで、今年で18回目を迎えました。昨年は過去最高の3,133件の応募があり、善政競争の波は確実に広がっています。

きっかけとしてのマニフェスト大賞応募

 これまでに、このマニフェスト大賞に多くの素晴らしい取り組みが応募され、受賞された取り組みが全国に紹介されることで、地方を変える原動力になってきました。

 議会や議員は、厳しい指摘をもらうことは多くても、努力していてもあまり評価されることはありません。マニフェスト大賞は皆さんの挑戦を評価してもらえるものです。また、市民や団体の皆さんの取り組みは、大々的にPRする機会に恵まれず、良いものであっても周知されないことも多々あります。

 マニフェスト大賞には、「わがまちを良くしたい」と思っている人たちの「熱い視線」が集まっています。ぜひ、みなさんの想いをこの場所で披露してください。

 そして、昨年までに応募されたことがある方は、ぜひ「その後」についてもお聞かせいただきたいと思います。あがった成果はもちろん、まだ成果に結びついていない場合でも、「その課題が何か?」を追究する良い機会となると思います。そして、継続が必ず成果に結びつくものだと思います。

 初めて応募に挑戦しようと考えている方は、過去に優秀賞を受賞された取り組みを見て、ハードルが高くなっているかも知れませんが、エントリーできるものは「誰が見ても素晴らしい取り組み」だけではありません。ご自身にとって「チャレンジ」を、ぜひご紹介いただきたいと思います。

 あなたの中に変わるきっかけがあり、それに挑戦するまでの気持ちの変化や、具体的に起こした行動により起きたまわりの変化なども、成果の兆しです。今、必ずしも成果が出ているものだけではなく、チャレンジ中の取り組みでも、それをエントリーすることで、活動の継続につながります。1年目で受賞できなくても、継続することで成果につながるものもあります。

 また、自身の動きを応募するためにまとめることだけでも「活動の棚卸し」としてとても意義があります。それを人に見せることによって、様々な反響があるかもしれません。

 「マニフェスト大賞への応募の意義」は、6月30日にこの政治山に掲載された、マニフェスト大賞実行委員長の鈴木綾子江東区議会議員の「マニフェスト大賞を通じて日々の活動をアップデート! 〜マニフェスト大賞応募のススメ〜」をご覧ください。

https://seijiyama.jp/article/columns/w_maniken/lm20230630.html?fbclid=IwAR0G3V1nV082XNsgO08PPLvGmMaDrxWJAyxWCbOfT-rIzZqKRn03X9q2E00

エントリー「Before・After」

エントリー「Before・After」

 私自身も最初の応募は、議会の中で新たに始めた「初当選議員勉強会」についてでした。これが思いがけず「エリア選抜」に認定されたことから、マニフェスト大賞の歩みが始まりました。

 それは決してマニフェスト大賞を受賞するために行った特別なものではなく、自身の経験から「こんな環境があったらいいな」と思ったことを実施したものでした。それを他の議会の人に話したら「それは素晴らしい取り組み」と言われたので、エントリーしてみたものです。
 それ以降は毎年、個人として3年連続でエリア選抜に認定していただき、議会・議員活動の励みとしてきました。

 私も受賞を経験して、この感動をぜひ皆で味わいたくなり、「ぜひ議会としても応募しよう」と提案し、第16回マニフェスト大賞にコロナ禍でチーム議会として挑戦した取り組みを応募して、「優秀躍進賞」をいただきました。これを契機に議会内でも受賞に対する意識が変わり、更なる改革へ加速しました。
https://www.city.chiryu.aichi.jp/gikai/jorei/1634194528956.html

 そして気付けば、今は事務局長として、このマニフェスト大賞という取り組みを、さらに多くの人たちの福祉の増進につながるものとするために、私も新たなチャレンジをしています。

想いを行動に

想いを行動に やった方がいいとは思っているけどまだやれていない人、変えることを自分事にしていますか?変わらない理由を誰かのせいにしていませんか?実は私も以前はそうでした。

 マイケル・ジャクソンの「Man In The Mirror」という歌に「世の中を良くしたければ、まず鏡の中に映る人から…」という歌詞があります。大きな成果を上げた取り組みも、必ずしも初めからビッグウェーブだったわけではないと思います。まずご自身の一歩から初めて、日々積み重ねることで、いずれ大きなうねりになるかもしれません。

 今年エントリーすることが、その初めの一歩かもしれません。ぜひ皆様のチャレンジをお待ちしています。

今年も「マニフェスト大賞なんでも相談会」を開催しています!(Zoom/無料)

・ 第2回:8月6日(日)19:30~20:30
・ 第3回:8月28日(月)19:30~20:30
 マニフェスト大賞への応募方法が分からない、ご自身の取り組みがマニフェスト大賞に応募できるものなのか、などの疑問にお答えする「マニフェスト大賞なんでも相談会」を今年もオンライン開催しています。経験豊富なマニフェスト大賞実行委員が参加者からの質問にお答えします。
 応募を検討している方で、不安なことがありましたら、ぜひお気軽にご参加ください。詳しくは、マニフェスト大賞実行委員会ホームページや、SNSなどでご案内予定です。

◆「なんでも相談会」のご案内 
第2回:8月6日(日) ~応募を検討しているけど、相談してみたい~
第3回:8月28日(月) ~応募締切直前!最後の相談会~
・ 時間:19時30分から20時30分まで
・ 会場:オンライン(Zoomを使用します)
・ 参加費:無料
・ 事前登録:事前の登録が必要です。下記よりお願いします。
http://www.local-manifesto.jp/manifestoaward/docs/

このほか、マニフェスト大賞ホームページの「よくある質問」もぜひ参考にされてください。
http://www.local-manifesto.jp/manifestoaward/greeting/QA.html

今年も、皆様のお取り組みのご応募をお待ちしております!
マニフェスト大賞 ホームページはこちら!
http://www.local-manifesto.jp/manifestoaward/

■田中 健(たなか たけし)プロフィール
田中 健(たなか たけし)プロフィール2010年から愛知県知立市議会議員。現在4期目。
愛知県立刈谷高等学校、立命館大学産業社会学部卒業。
初当選後まもなく設置された議会改革特別委員会に所属し、以降「議会改革一筋」に取り組んでいる。当初より「議会のデジタル化の推進」を訴え、2期目の4年間は議会改革特別委員長を務める。
2018年~2020年は議長として、執行部との調整を図りながら改革を推進。議長時代に取り組んだ「議長主催の初当選議員勉強会」を第15回マニフェスト大賞に応募し、エリア選抜に認定。第16回、第17回でも3年連続でエリア選抜に認定され、第16回では議会活動を取りまとめて応募し、優秀躍進賞を受賞。

現在は、議会のデジタル化を平準化するために、議会DX推進PTを発足し座長に就任。また、デジタル庁のデジタル推進委員も務めている。
2023年よりマニフェスト大賞事務局長。

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■早大マニフェスト研究所とは
早稲田大学マニフェスト研究所(略称:マニ研、まにけん)。早稲田大学のプロジェクト研究機関として、2004年4月1日に設立。北川正恭(元三重県知事)が顧問を務める。ローカル・マニフェストによって地域から新しい民主主義を創造することを目的とし、マニフェスト、議会改革、選挙事務改革、自治体人材マネジメントなどの調査・研究を行っている。
関連リンク
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Twitterアカウント(@wmaniken)