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7割が橋下氏の引退望まない (2015/5/29 政治山)

 17日に行われた大阪市の住民投票で「大阪都構想」が否決されたことを受けて、自ら陣頭指揮を執ってきた橋下徹市長が年内での政界引退の意向を表明しました。政治山では5月19日から26日に、「橋下市長の決断をどう思いますか?」といった内容で、政治山ユーザーにアンケートを実施しました。

 その結果、「市長を辞めても政界を引退する必要はない」が37.0%が最も多く、続いて「市長を続けてほしい」34.0%、「政界引退が妥当」28.3%という順でした。様々なメディアが住民投票の結果を検証しており、反対多数となった要因として、橋下氏の強引な手法や説明不足を挙げていますが、今回のアンケートでは「政界引退は不要」「市長続投」を合わせると71%となり、橋下氏への支持率の高さがうかがえます。

 また、ある世論調査では、「反対多数」となったことを、「評価しない」とする回答が「評価する」を上回りました。1万票という僅差で決着がついたことからも、二者択一を迫られた大阪市民が、考え、迷い、揺れた結果だったことが分かります。

 これまで推進してきた都構想には決着がつきましたが、二重行政の弊害をはじめとする大阪が抱える問題が解決されるわけではありません。現状に留まるのか、新たな動きが出てくるのか、今後の大阪に注目です。

政治山クリックリサーチ(2015年5月19日~26日実施)

回答数:827
調査期間:2015年5月19日~5月26日
調査方法:政治山クリックリサーチ(択一方式の簡易アンケートシステム)

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