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9割が住民投票の実施に肯定的 (2015/5/22 政治山)

 大阪市で17日、大阪市を廃止して5つの特別区を設置する「大阪都構想」の是非を問う住民投票が行われました。政治山では投票日前後の5月12日から19日に、「あなたは住民投票についてどう思いますか?」といった内容で、政治山ユーザーにアンケートを実施しました。

 最も多かった回答は、「直接意思表示できるのでもっと機会を増やすといい」52.0%で、「影響力の大きい政策ではやった方がいい」40.2%と合わせて、9割以上が住民投票の実施に肯定的でした。続いて「首長や議員を選挙で決めているからやる必要はない」6.9%、「分からない・関心がない」1.0%という結果でした。

 大阪市の住民投票は反対が賛成を1万741票上回り、都構想案は否決されました。この結果を受けて、橋下徹大阪市長は今年12月までの任期後に政界を引退すると表明し、維新の党の江田憲司代表は党代表を辞任しました。結果を巡っては、地域別や年齢層における投票行動の分析や、国政への影響、橋下政治の総括などの記事がメディアを賑わせています。

 投票率は66.83%で、ここ数回の衆院選や知事選とのダブル選挙となった市長選を上回り、市民の関心の高さがうかがえました。

政治山クリックリサーチ(2015年5月12日~4月19日実施)

回答数:102
調査期間:2015年5月12日~5月19日
調査方法:政治山クリックリサーチ(択一方式の簡易アンケートシステム)

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