【政治家動画/青森県】
政治家tube 青森市議会議員 木下 靖氏 (2014/8/15 政治山)
<議員メッセージ全文>
- 名前
- 木下 靖
(きのした・やすし) - 会派
- 市民クラブ
- 生年月日
- 1960年7月14日
- 血液型
- A型
- 好きな言葉
- まっすぐに突き進む意志の強さを
- HP・ブログ
- ホームページ
議会改革を訴えて当選
青森市議会の木下靖です。4年前の市議選で、私は市民の皆様に議会改革の必要性を訴えました。議会改革とは、市民意見を市政運営にどのように反映させるか、そのためにはどのような議会にしなければならないのか、それを考えて実行することです。議会改革について今期4年間を振り返ってみて3つの点を挙げたいと思います。
「議会基本条例」の制定
1つ目は、「議会基本条例」の制定です。2年間の検討期間を経て、平成25年2月に制定することができました。議会の役割、市民と議会の関係、議会と執行機関の関係などが、明記されています。2つ目は、議会報告会の開催です。「議員の仕事がよく見えない」、これは市民の方からよく言われる言葉です。そのような状況を少しでも解消したいと思い、議会でどのような審議がなされ、どのような結果が出ているのか、それを報告するために試みに始めたものです。これについては、議会全体での開催を促すために、平成23年7月から私どもの会派、市民クラブで市内の各地で先行して開催した経緯があります。3つ目は、定例会一般質問における一問一答式の導入です。それまでの一括方式に比べ、論点が明確になり、分かりやすい議論になると考えています。今挙げたそれぞれには、まだ改善すべき点が多々ありますが、これまでの取り組みの成果として挙げました。
政策形成サイクルの確立を
次にこれからの課題について話します。1つ目は、通年議会の導入です。現在行われている1年間に4回の定例会という形ではなく、1年を通して議会を開き、その中の会議で審議、議決をするというものです。2つ目は、議員提案による条例制定の推進です。市民との意見交流を進めるとともに、市民の意をくんだ条例を、議会自らが制定する必要があると考えています。3つ目は、政策形成サイクルの確立です。議会報告会などで頂いた市民意見を、どう政策に反映させるか、そのための仕組みです。担当部局に伝えて解決するもの、予算措置が必要となるもの、条例制定が求められるもの、内容によってそれらへの対応は様々です。以上がこれまでの取り組みと今後の課題です。
議会の機能を発揮する
首長は予算編成権と予算執行権という大きな権力を持っています。その首長に対して、議会は議決権を持ってしっかりと向き合っていかなければなりません。地方議員としてやるべきことは何でしょうか。それは、議会が本来持っている機能を十分に発揮させることです。ごく当たり前のことですが、それだけにそれを忘れた地方議員は、その存在理由を失います。いたずらに首長と議会が対立をすることは、市民にとって不幸なことです。しかし、首長の提案をただ通すだけの追認機関であるならば、議会は必要ありません。議会としての基本に忠実に、これからも議員活動を続けていく考えです。
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※メッセージ全文は、学生団体「選挙へGO!!」が動画の内容を文字に起こしたものです。
読みやすくする目的で、文体を統一したり、改行を入れた部分があります。
この動画は、学生団体「選挙へGO!!」が青森市議会議員の皆さまを対象に、「任期4年間を振り返って」をテーマにした動画企画への協力依頼・撮影を行いました。
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