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声なき声を世界に ふくしま会議2011 開催

1日目 全体会 福島の声 4時間近くにも及ぶ全体会

福島県の復興を目指し、住民の課題を集め議論することを目的とした「ふくしま会議2011」(主催:ふくしま会議2011運営委員会、共同代表:赤坂憲雄学習院大教授ら6人)が、11月11日から13日の3日間にわたって開催された。参加者は期間中で延べ1,000人を超え、ネット上で中継ができるUstream配信でも、1?2日目の合計で約3万アクセスを数えるなど福島への関心の高さが表れている。

会は大きく4つのテーマに分けられており、震災以来の県民の声の共有、それに基づいた議論を目的とした「全体会」が1日目に、復興に関わる4つのテーマを具体的に議論する「分科会」と、若者同士で経験を共有し今後に向けて議論するための「若もの会議」が2日目に、そして県内を巡るバスツアーや会津若松市、いわき市、福島市などの各地域で「地域会」が3日目に行われ、各地で活発な議論がなされた。その様子をお伝えする。

今回の会議では、世界へ向けて福島の声を発信するとして、1日目と2日目の会はそれぞれボランティアによってUstreamで中継され、日英同時通訳も行われた。
以下の公式アカウントでは、中継されたUstreamの動画の一部が、アーカイブとして閲覧できる。

  • ふくしま会議オフィシャルサイト
  • ふくしま会議 U-stream
  • ふくしま会議Facebook
  • ふくしま会議twitter
特別寄稿 なぜ福島会議は開催されたのか?経緯と今後の展望 ふくしま会議運営委員 田中慎一

ふくしま会議2011 プログラム

11月11日(金) 全体会 ?福島の声 4時間近くにも及ぶ全体会?
13:30 ? 15:00 第一部 玄侑宗久氏(福聚寺住職)のお話、会場の福島県の皆さんの声を伺い、皆で共有します
15:15 ? 15:30 休憩
15:30 ? 17:00 第二部 県外の皆さんの声、寄せられたメールなどの声も共有しながら、全体で議論します
11月12日(土) 分科会 ?4つのテーマ、各会場で活発な議論?
10:00 ? 12:30 ・いのち 子供の今そして未来へ
・放射能と向き合う
・自然/再生可能エネルギー
・市民活動の現場から
若もの会議 ?震災後へ向けて学生たちの声 細野原発相もかけつける?
10:00 ? 12:00 第一部 「ふりかえる」
12:00 ? 13:30 昼食
13:30 ? 15:00 第二部 「ふりかえる」&「ふれあう」
15:00 ? 15:30 休憩
15:30 ? 18:00 第三部 「ふれあう」&「ふみだす」
11月13日(日) 地域会 ?4地域で開催 いわき会場報告?
・飯館村/南相馬市/相馬市バスツアー(8:30 ? 18:30)
・ふくしまフロンティアfrom会津(13:30 ? 16:00)
・ふくしまの産業を考える会fromいわき(10:00 ? 13:00)
・NHK復興カレッジin 福島大学(13:30 ? 16:15)
共同代表
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