【政治家動画/青森県】
政治家tube 弘前市議会議員 今泉 昌一氏
- 名前
- 今泉 昌一
(いまいずみ・しょういち) - 生年月日
- 1955年6月23日
- 血液型
- B
- 好きな言葉
- 己一人賢たらんと欲する者は蓋し大愚である
- HP・ブログ
- ブログ
<議員メッセージ全文>
弘前市議会議員の今泉昌一です。2期目の無所属です。私は、まちづくりの基本は、地元が好きであること。弘前が好きで、好きでたまらない、弘前に生まれて良かったと思える人を育てることが第一だと思います。
「ふるさと教育」がまちづくりの第一歩
そのためには、学校教育でしっかりと、まちの歴史、伝統、文化、そして、このまち出身の色んな業績を残した先人をきちんと教えていく、そのような教育が必要だと思います。つまり、「ふるさと教育」です。また、学校だけではなく、例えばまちを歩いていても、歴史や文化を感じるような建物・街並みをしっかりと保存する、さらに保存するだけではなく、市民が活用できるようにすることも必要だと思います。
今、弘前ペン倶楽部の人たちと私が進めているのは、弘前はたくさんの文学者を輩出していることから、文学者の案内板をまちに設置しようだとか、太宰治の学びの家をもっと活用しようということや、寺山修二の生まれたところにある頓所をきちんと改修しよう等の運動も行っています。文学者ばかりではなく、例えば、コンデ・コマというブラジルに柔術を教えた人も弘前の出身です。例えば、「コンデ・コマ柔道杯」とか「斉藤春香杯ソフトボール大会」等、偉大な先人たちの名前を付けたイベントを行うことが必要だと思います。その結果、弘前に住み続けたい、弘前に生まれて良かったと思う人が増えていく、これがまちづくりの第一歩です。しかし、弘前に住み続けたいと思っても、色んな事情があり、東京へ行ったり、他に行ったりとあるかもしれない。しかし、その人たちがいつかまた弘前に帰ってきたいと思ってくれれば、それはすごく良いことであるし、離れた人たちが行った場所で弘前は良い所だよと言ってくれることが、まちづくりにとって大切なことだと思います。
雇用創出には地元企業の活性化を
現実問題として、弘前に住みたいと思っても働く場所がないという意見もあります。働く場所を作ることも政治の責任です。働く場所を作ると言うと、多くの人は、大きい企業の工場誘致をすればよいと言います。私はそれを否定するわけではありませんが、大きい企業の中央の資本を持ってくるだけでは、まちの経済の本当の活性化には繋がらないと思います。やはり、地場の、この地方の産業・企業を育てていくことが、政治の大きな責任だと思います。
例えば入札制度にしても、今のような価格の安さを競い合わせるような入札であれば、中央には地元はかないません。そうではなく、地元の防災やイベントにどれだけ貢献したか、あるいは地元の人をどれだけ雇用したかなどを含めて評価する「総合評価方式」に入札制度は変えていかなければならない。その結果、地元企業が育ち、地元企業で雇用が生まれることがまちの経済にとって一番いいことだと考えています。これは建設業だけではなく、物販、サービスも同様です。
若者の起業をサポートする仕組み作り
もう一つは、若者が新しく事業を始めたいとした時への手助け、補助をもっと充実させなければいけないと思います。融資制度や補助金など、そして一番は人脈づくりに行政が力を貸せるような仕組みを作っていかなければいけないと思います。
文化・教育・学術のまち弘前を目指して
最後に、弘前は文化・教育・学術のまちです。青森県ではもちろん、北東北でも唯一独自性を誇れるものは、文化・教育・学術です。私はこの辺で産業を起こし雇用を作っていく、そのようなまちづくりを目指していきたいと思います。
※メッセージ全文は、学生団体「選挙へGO!!」が動画の内容を文字に起こしたものです。
読みやすくする目的で、文体を統一したり、改行を入れた部分があります。