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戦後70年安倍談話、「他人事のように感じる」33.7% (2015/8/28 政治山)

 安倍晋三首相は14日、閣議決定された戦後70年の談話を発表しました。政治山では8月18日から25日に、「戦後70年談話の内容について最も強く感じたことは何ですか?」といった内容で、政治山ユーザーにアンケートを実施しました。

 最も多かったのは、「主語が曖昧で他人事のように感じる」33.7%で、2番目に多かった「きれいな言葉ばかりで真実味がない」23.2%と合わせて、当事者意識の薄さを指摘した人が半数を超えました。続いて「首相の気持ちが伝わる」11.6%、「国際貢献と平和主義への意思を感じる」7.7%、「様々な方面へ配慮しすぎている」6.6%、「何も感じない」6.6%、「バランスが取れている」6.1%、「分量が多くて理解しづらい」2.8%、「お詫びや反省を感じる」1.7%という結果でした。

 戦後70年の首相談話を巡っては、戦後50年の村山談話、戦後60年の小泉談話で表明された「植民地支配と侵略」「痛切な反省」「心からのおわび」を継承するのかが、国内外から注目されていました。安倍首相は有識者の意見を参考にするため、今年2月に16人のメンバーで構成される「21世紀構想懇談会」(座長:西室泰三日本郵政社長)を設置、懇談会からの報告を談話に反映させたと、14日の会見で述べています。

 結果として戦後70年の談話にも、「侵略と植民地支配」への「痛切な反省とおわび」というキーワードはすべて盛り込まれましたが、その表現の仕方により、国や人によってそれぞれ受け止め方が異なったようです。

政治山クリックリサーチ(2015年8月18日~25日実施)

回答数:181
調査期間:2015年8月18日~8月25日
調査方法:政治山クリックリサーチ(択一方式の簡易アンケートシステム)

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