[仙台市]【働く女性の注目記事】小さな活動がやがて世の中を変える大きな力に。リサイクルは必要不可欠! (2016/8/11 端山雅美)
この記事は「仙台市政だより 2016年8月号『若者の発想でごみ分別意識改革! WAKE UP!CAMPUS(ワケアップ キャンパス)始動』」を紹介し、コメントしたものです。
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仙台市政だよりに、若年層にゴミ分別の意識改革を推進しようという大学生のプロジェクトチームの活動報告が載っていました。大学生9人のメンバーが、民間企業のアドバイザーや教授などの助言を受けながらゴミへの意識が低いと思われる若年層へのゴミ分別を呼び掛けたり、リサイクルの為のゴミ分別ツールの開発を行ったり、イベントへ出展したりするという内容です。ゴミについて考える良いきっかけになりそうですね。
以前、小学6年生の女の子が夏休みの自由研究で缶のリサイクルの為にスチールとアルミを自動で分別できるゴミ箱を作ったというニュースを見たことがあります。なんと特許まで取得したそうです。発明のきっかけは、祖父が空き缶の分別に苦労している姿を見ていたからだとか。大人が行動している姿を見せる事で、子供もゴミへの意識が高まるという事ですね。缶やペットボトルをすすいでつぶし、ラベルやキャップを分別するのはひと手間ですが、環境保護やCO2削減を考えると必要な行動ではないでしょうか。
また、近年では、ゴミの最終処分場の不足が深刻な問題となっています。各自治体が試行錯誤しながらリサイクルに力を入れていますが、その収集や処理の方法はバラバラであり、まだまだ課題は多そうです。
日本人1人当たりのゴミ排出量は、世界ランキングでもトップクラスだという不名誉な調査結果があります。現在の様な大量生産、大量消費、大量破棄の生活を見直し、私たち一人ひとりがゴミについて考え、リサイクルやリユース(再利用)も積極的に行っていかなければと思います。私も、必要なものしか買わない、不用品は他の人にあげるなど、簡単にゴミを作らないように心掛けて生活していきたいです。
- [参考]仙台市政だより 2016年8月号