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【政治家動画/青森県】衆議院議員選挙2014

政治家tube 衆院選2014 青森4区 山内 崇氏 (2014/12/8 政治山)

<メッセージ全文>

極めて身勝手な自己都合解散、与野党伯仲を目指す

 山内崇です。私は、これまで県庁の職員、青森県議会議員4期を経験しました。今回の衆議院選挙は、初めての挑戦です。よろしくお願いします。今回の解散についてですが、これは安倍さんの極めて身勝手な自己都合解散。国民の皆さんからは大義なき解散と言われています。私もその通りだと思っています。今必要なのは、国民の暮らしや経済、特に地方が痛んでいます。そのための経済対策などを、国会において議論するのが本当ではなかったでしょうか。そして、これからの歳末、消費税で本当に苦しんでいる地方の皆さん、歳末商戦を含めて何とかこれを取り戻していこうという大切な時期であったと思います。私は国民の生活を第一に考えます。大企業優先ではなく、地方の中小企業や農家、漁民、様々な弱者の皆さんを大切にする。そういう解散であってほしかったと思っています。

 2年前に約束した国会議員の定数削減があります。これもほとんど手付かず。国民との約束はどこに行ってしまったのでしょうか。それなしに、今解散をするという大義はやはりありません。しかし、今回の解散については、しっかりと私たちも受けて立つ。まずは地方や中小企業や弱者の皆さんへの配慮が足りない政治を変えていく為、少なくとも与野党伯仲の状況を創り出していける様な、そうした選挙にしていきたいと思っています。

消費税を上げる環境にはない、厚い中間層の再生を

 消費税の先送りについては、もう消費税を10%に上げるという環境にはないというのは明らかです。実質GDP、2期連続のマイナスを記録しています。これは景気後退といってもおかしくない状態だと思っています。アベノミクスによって円安が進み、株高になりました。しかし、この円安によって国民の暮らし、生活はどうなったでしょうか。地方に暮らす私たちは、これからの冬に向かって灯油代、ガソリン代、燃油が上がっていきます。これは、完全に地方の暮らしの足を引っ張っています。状況は中小企業にとっても同じです。そういう皆さんの状況の中で、とても賃上げなどできる訳がありません。今必要なのは、GDPの6割を占める個人消費、これをどうやって上げていくのかということです。そちらに政策の軸足を移していかなければなりません。

 経済を大切にというのであれば、大企業優先、輸出優先ではなくて、このGDPを支えている個人消費、これをしっかりと伸ばしていく。それには厚い中間層、それを再生していく。具体的には、子供たちのための支援、教育、医療があります。それに加えて雇用の安定。何より地方の暮らし、雇用を支えているのは中小企業です。この中小企業に大企業の儲かっている利益を、大企業がコストを下げるために中小企業の経営を圧迫するのではなくて、コストを下げずに中小企業に利益を移転していく様な政策誘導が必要だと思っています。今こそ、そういう方向に政策を変えていく、そして家計をしっかり応援していく。これが必要なことです。

アベノミクスの限界は見えた

 アベノミクスについて申し上げます。アベノミクスについては、これはもう限界も見えました。この政策で地方の景気、デフレ脱却ということは対応出来ないということがはっきりしました。家計の消費支出は、7カ月連続で下がっています。そして、実質賃金、これも15カ月連続で下がっています。これは安倍内閣2年間の話です。非常に厳しい。そして県内に目を向けると、例えば米価の下落。今、戸別所得補償があれば、しっかりと対応ができました。コメ余りがはっきりしているのに、なぜ今の政府は民主党の政策だからといって戸別所得補償制度を止めてしまったのでしょうか。明らかに間違いです。燃油の高騰によって漁師の皆さんは大変苦しんでいる。

 今の円安が、どれほど地方の産業、暮らし、中小企業の皆さんを圧迫しているか明らかです。この政策を変えていく。大企業の優遇策、大都市の視点から、中小企業、地方に変えていく。地元は、中小企業しかありませんから、こうした皆さんの経営が良くならなければ、地域は安定しない、雇用も守られないわけです。そしてもう一つの基幹作業、農林水産業、これにもう一度力を尽くしていかなければなりません。私たちはそういう方向に政策をしっかりと変えていく。強いものだけがより強くなる、経済はそれでいいかもしれない。

 しかし、政治は弱い人たち、あるいは地方、ほんとに助けが必要な人たちの為にこそ政治を行っていかなければなりません。強気をくじき弱気を助ける。そういう基本的な考え方が政治にとっても必要ではないか。私はそうした方向に行くためにも、ぜひとも今回の総選挙においては、与野党伯仲の状況を作り、皆さんの意見がしっかりと国会に反映される様な、そういう戦いをこれからしていきたいと思っています。皆さんのご理解をよろしくお願いを申し上げます。

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※メッセージ全文は、学生団体「選挙へGO!!」が動画の内容を文字に起こしたものです。読みやすくする目的で、文体を統一したり、改行を入れた部分があります。

この動画は、学生団体「選挙へGO!!」が「日本青年会議所 青森ブロック協議会 自覚ある地域・社会創造委員会」と協力し、第47回衆議院議員選挙(2014年12月14日投票)の候補者に政治家動画企画への協力を依頼、撮影しました。

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