国土交通省がドローン操縦の民間資格認定制度を設ける方針を発表 (2016/12/22 DRONE BORG)
国土交通省がドローンの操縦に関して、民間団体による操縦士資格の認定制度を設ける方針を固めたと報じられました。
ドローンの操縦は現段階の法令によると、人口密集地や空港周辺、高度150メートル以上での飛行、そしてイベント会場での使用などにおいて国土交通省の許可が必要です。申請に関しては一定水準以上の操縦経験やドローンの知識等を指定書類に記載する必要がありますが、現段階ではその記入内容の誤りを確認する方法が無いとされています。
民間団体による操縦士資格を通じて、操縦者の飛行技術を客観的に評価することでより安全なドローンの運用を促進していきます。国土交通省は資格取得希望者に対して実施している講習の内容や講師の質、そして試験問題等の認定基準を今年度末に設定し、2017年度から民間団体の認定申請を受理し、認定した団体をホームページで公表していく予定です。
source : JIJI.COM
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