[東京・豊島区]SDGsの視点で地域の未来を描く「こども未来国連会議」を開催 (2022/12/10 株式会社ぎょうせい)
東京都豊島区(28万7300人)は、9月23日、区制施行90周年記念事業として「豊島区こども未来国連会議」を開催した。次世代を担う子どもたちがSDGsの視点で、区制100周年に向けての未来図を描くことがねらい。世界の子どもたちが集い、平和で豊かな世界について話し合う「こども未来国連会議」の同区版として位置づけたもので、区によると、自治体独自の「こども未来国連会議」の開催は全国初という。
区では2021年度からすべての区立小中学校で「SDGs達成の担い手育成事業」を開始。地域・大学・企業とともに各校が特色を生かした取組みを進めている。これらの取組みと並行して今回、子どもたちが“グローカル”な視点で地域の文化や習慣に向き合うことなどを目指して「こども未来国連会議」を開催した。
会議では、「住み続けられる未来の豊島区」をテーマに、子どもたちが4~5人ずつ10チームに分かれ、アイデア出し、アイデアのグルーピング、グルーピングしたアイデアの掘り下げに挑戦。さらに「自分たちは何をする?」「実現するために大人たちには何をしてもらう?」などの視点でプレゼン資料を作成。その後、区議会議場でプレゼンテーションを行った。
(月刊「ガバナンス」2022年11月号・DATA BANK2022)
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