[東京都]「職場内障害者サポーター」を養成 (2016/9/7 株式会社ぎょうせい)
東京都(1329万7600人)は、企業の人事担当者や障害者と一緒に働く職場の社員を対象に、「職場内障害者サポーター養成講座」を実施している。
都はこれまで、障害者の職場定着支援のために東京ジョブコーチを企業に派遣してきたが、社内に日常的な支援を行う担当者を置くことで、周囲の理解も深めてもらうのがねらいだ。
講座は3日間で、現状から考える社内支援体制の課題、障害特性をふまえた支援・雇用管理体制、障害のある社員との相互理解を深めるノウハウなどを学ぶ。
講座修了後に「職場内障害者サポーター」として登録し、支援計画に基づき職場内の障害のある社員を6か月間支援、フォローアップ研修を修了した場合に、中小企業には24万円、大企業には12万円の奨励金を支給する。
(月刊「ガバナンス」2016年8月号・DATA BANK2016)
- 株式会社ぎょうせいは、1893年(明治26年)の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年(平成13年)に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。
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