[長野・上田市]生ごみ処理機と雑がみ回収袋を導入 (2014/5/23 株式会社ぎょうせい)
長野県上田市(16万1300人)は、さらなるごみの減量化、再資源化を図るため、生ごみ処理機と雑がみ回収袋を導入する。13年度に家庭系可燃ごみを調査したところ、「生ごみ」が54・1%、「紙類」が7・1%占めていることがわかり、それらの減量化、再資源化を図ることにした。
導入が検討されている生ごみ処理機は通風乾燥型生ごみ処理機で、14年2月に公開実験を実施。その成果を踏まえ、14年度はモニター調査を行うことにしている。
雑がみ回収袋は、大きさや形状から束ねて資源物回収所に出しにくい菓子類などの小さな外箱、メモ用紙、はがきなどの紙類を入れる袋で、説明会を実施しながら自治会を通じて、大きさの異なる2種類の回収袋を各世帯に1枚ずつ(計2枚)配布する。
これらの取組みによって、12年度の家庭系可燃ごみ量2万4196tを約920t減量し、2万3270tにすることを目標としている。
(月刊「ガバナンス」2014年5月号・DATA BANK2014)
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