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政治から読み解く【経済と日本株】:片山虎之助氏「内閣改造で女性閣僚は何人?」 株式会社フィスコ 2014年8月19日
参議院議員の片山虎之助氏は「7月19日は「女性大臣の日」だそうです。昭和35年のこの日に池田勇人内閣が発足し、中山マサ衆院議員が厚生大臣として入閣、日本初の女性大臣が誕生したからです。安倍政権はあらゆる分野で女性の管理職を3割とすることを政策目標にしていますが、9月の内閣改造で女性閣僚が何人となりますか。」とツイートしている。
9月3日に実施される見通しの内閣改造だが、麻生太郎副総理・財務相、甘利明経済財政・再生相、菅義偉官房長官といった主要閣僚は留任させる方針と伝わっている。安倍首相も含めた「3A+1S」は不動の布陣ということとなるが、今回の内閣改造には大きなポイントが2つある。その1つは石破茂幹事長が新設する安全保障法制担当相に就任するかどうかだ。本日の報道では、外相や防衛相との兼務といった、まるで格落ちを補うような提案を行うと伝わっている。石破幹事長とは来週にも会談を行うとされているが、来年秋の自民党総裁選挙に向けて微妙なパワーバランスとなろう。
そして、もう一つは片山氏が指摘している女性閣僚の人数である。現在は女性活力・子育て支援担当の森まさこ氏、行政改革担当の稲田朋美氏と2名が閣僚入りしている。安倍首相は6月に閣議決定した新成長戦略で、「社会の指導的地位に占める女性の割合を20年までに3割以上」の目標を掲げている。現在の閣僚は18名だから単純計算では6名となるが、最終的に6名まで引き上げるのであれば、今回は3-4名といったところか。
<MT>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。