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世界の自動車市場:中国は独り勝ち、トヨタなどが現地化を加速 株式会社フィスコ 2013年11月22日
日米欧の自動車販売が2008年の世界同時不況以降に低迷を辿っている。また、成長が期待されているロシアやブラジル、インドの3カ国の自動車販売台数も今年1-9月に2.8-7.9%の減少となった。それとは対照的に中国の自動車市場は堅調な成長を維持している。統計によると、今年1-9月の中国の自動車販売台数は前年同期比17.5%増の1164万3700台に上ったという。
また、中国に進出している日系自動車メーカーが相次いで現地化を加速していると報告された。トヨタは先週、7億米ドル(約700億円)を費やした研究開発センター(江蘇省常熟市)が完工したと発表。中国本土向けのハイブリッドカーなどの開発を担わせる予定だという。また、ホンダも一歩先に立って中国で研究開発センターを設立した。
なお、中国における日系自動車の販売台数は今年9月に続き、10月も急増した。 <ZN>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。