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(中国)不動産引き締めが大失敗、離婚率急増の一方で住宅価格は動じず 株式会社フィスコ 2013年11月5日
関連ワード : 中国
中国の主要都市における住宅購入制限の実施や、2軒目住宅の頭金の引き上げなど一連の不動産引き締め策がすべて失敗に終わったと批判されている。一方、悪影響を受けたのは離婚率だと指摘された。北京市民生局によると、同市の今年1-9月の離婚件数は3万9075件に上り、前年同期比で41%増加したという。また、北京市のほか、多くの都市で離婚率が急増したとも報告された。
離婚率の急増について、2軒目以降の住宅売却に対し、不動産譲渡益税20%が適用され始めたことが背景だと分析された。専門家は、政府が一連の不動産引き締め策を発表していたものの、総合的に判断せず短絡的な発想が失敗の原因だと指摘した。 <ZN>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。
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