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中国レノボが買収戦略を加速か、ソニーやLGも射程圏内?  株式会社フィスコ 2013年11月1日

関連ワード : 中国 金融経済 

パソコン最大手、中国のレノボ・グループが買収戦略を加速させる可能性がある。最近の報道によると、同社はカナダのスマートフォン大手ブラックベリーと「秘密保持契約」を締結。これは買収に向けた準備だと指摘されている。このほかにも、台湾の宏達国際電子(HTC)がレノボに身売りを検討中との情報が伝わっている。

中国の経済紙「経済観察報」は、ブラックベリーとHTCだけでなく、ソニーや韓国LG電子もレノボの買収“射程圏内”だと指摘している。レノボの楊元慶最高経営責任者(CEO)はこれより先、パソコンからスマートフォンなどへと事業領域を拡大する自社の「PCプラス」戦略において、「すでに買収計画がある」と述べている。

レノボは2004年に米IBMからパソコン部門を買収。その後もNECとパソコン事業を統合するなど積極的に事業を拡大し、世界シェアトップへと浮上した。先の「経済観察報」では、今後のレノボの買収が成功する条件として、知的財産権を十分に持つこと、強固な販売体制を構築していること、高いブランド力を持つことなどを挙げている。 <NT>

株式会社フィスコ
株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。
関連ワード : 中国 金融経済