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内閣支持率、不支持が上回るも安保成立は影響薄 (2015/10/9 政治山)

 先の国会の最も大きな争点だった安全保障関連法案(以下、安保法制)が9月19日、参議院で可決・成立しました。政治山では9月24日から10月6日に、「安全保障関連法案が可決・成立したことにより、安倍内閣への支持に変化はありましたか?」といった内容で、政治山ユーザーにアンケートを実施しました。

 まず安倍内閣の支持率について成立前と成立後とで比べてみると、成立前は「支持」が44.5%で、「不支持」の55.5%を11ポイント下回っています。これが成立後には、「支持」42.5%、「不支持」57.5%と、その差は15ポイントに開きました。続いて安保法制の成立による支持・不支持の変化については、何らかの変化があったとの回答は5.8%に留まり、安保法制成立による安倍内閣に対する支持・不支持への影響は少ないことが分かりました。

 会期を大幅延長した通常国会が閉会してから10日後、安倍首相は内閣改造を行いました。第3次安倍改造内閣は、主要閣僚を含む9人が留任し、併せて行った自民党人事も四役すべてが再任されました。安倍首相は組閣のねらいを「しっかり仕事をして結果を出す」と語り、「1億総活躍社会」の実現を掲げています。来年夏に実施される参院選に向けて、アベノミクスに力を注ぐ「経済最優先」の政権運営をするとみられます。

政治山クリックリサーチ(2015年9月24日~10月6日実施)

回答数:362
調査期間:2015年9月24日~10月6日
調査方法:政治山クリックリサーチ(択一方式の簡易アンケートシステム)

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