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[静岡・御殿場市]食品ロスを減らすためには“3つの考える”が必要! (2017/5/30 金井茂樹)

この記事は「広報ごてんば 平成29年5月20日号『6月は「ごみ減量月間」です。』」を紹介し、コメントしたものです。

◇         ◇

日本の「食品ロス」(まだ食べられるのに捨てられる食べ物)は年間約632万トンも発生しているそうです。政府広報によると、この数値は世界の食料援助量(平成26年で年間約320万トン)の約2倍になっているようです。日本人1人当たりに換算すると、毎日お茶碗約1杯分(約136g)のご飯の量を捨てていることになります。6月は環境月間でもあり、国や自治体でさまざまな環境イベントが予定され、自治体広報紙には環境問題のひとつとして食品ロスを減らす取り組みが数多く紹介されています。

今回は、食品ロスに関する記事のなかから静岡県御殿場市「広報ごてんば」平成29年5月20日号の「6月は“ごみ減量月間”です。」を取りあげます。この記事では、ごみ減量のために、生ごみの水分を減らす、資源を分別するとともに、食品ロスを減らすための具体的な取り組みが紹介されています。整理すると、次の3つのポイントになりそうです。

1.食材を買いすぎないこと
2.賞味期限と消費期限を理解すること
3.捨てる前に再利用を考えること

つまり、食品ロスを減らすためには、“何を買うか”“いつまでにどんな食材を使うか”“何をいつ捨てるか”という“3つの考える”が必要だということです。日常生活のなかであまり意識することがない行動をあらためて考えることが、環境面ばかりでなく家計面にもプラスに働くということですね。

必要な食材を必要な量だけ買い、おいしく食べ、捨てるごみは最低限にする。わかってはいるけど、なかなか行動にうつせません。冷蔵庫には、傷んだ野菜、使いきらない調味料など、食品ロスになりそうな食材が常にあります。そんなときに活用できるのがインターネット上のレシピです。ネット上では、あらゆる食材を使った膨大なレシピがいつでも、どこからでも検索できます。今や、誰でも(?)、手もとにある食材でおいしい料理をつくることができそうです。これからは“食品ロスを減らすためのレシピ”がもっと増えるかもしれません。

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  • [筆者]「自治体広報広聴研究所」代表、公共コミュニケーション学会会員、元自治体職員、東京都在住 金井茂樹
  • [参考]広報ごてんば 平成29年5月20日号

提供:マイ広報紙

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