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[東京・中野区]【働く女性の注目記事】子ども達の居場所を作る!『放課後子ども教室』の取り組み (2016/12/15 秋山ゆうこ)

この記事は「なかの区報 2016年12月5日号『平成29年度「放課後子ども教室推進事業」受託団体』」を紹介し、コメントしたものです。

◇        ◇

「放課後の子どもの居場所がない」。そんな悩みを持つご家庭は多いかと思います。最近は「ボール遊び禁止」「鬼ごっこ禁止」と制約が多く、子どもがおもいきり遊べる場所は少ないです。また、共働き家庭が増え、学童保育が定員オーバーで入れない地域もあるそうです。

そんな家庭状況を受け、平成16年に文部科学省主導でスタートしたのが、「地域子ども教室推進事業」です。「全ての児童が放課後を安全・安心に過ごせる場所を確保し、地域住民等と協力して学習や体験・交流活動をおこなう『放課後子ども教室』を整備すること」が閣議決定されました。学童保育と大きく異なる点は、親が働いている・いないにかかわらず全ての児童が参加できることです。学校内の空き教室や校庭・体育館などを利用して放課後を過ごします。また、教室開催時は、見守りの安全管理員が立ち合います。

12月5日号のなかの区報では、「放課後子ども教室推進事業」受託団体の募集が載っていました。現在の教室運営は、NPO法人などの団体や、有志の保護者が立ち上げた推進委員会など担い手は様々のようです。学校や地域により開催日やルールもバラバラで、軌道に乗るまでは苦労も多いと聞きました。それでも、私が住む東京都八王子市では市内70校の小学校のうち59校で実施されているそうです。

「危ないから」「近所の迷惑だから」と、大人の都合で存分に遊べる場所と時間を持てなくなった今の子ども達。疲れるまで走り回って遊ぶ事は子どもの特権です。地域ぐるみの活動が広がっていくことを期待しています。

提供:マイ広報紙

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