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[埼玉・三郷市]【働く女性の注目記事】読書の楽しさをみんなに!リーダーは「子ども司書」 (2016/6/29 菅田亮子)

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この記事は「広報みさと 平成28年6月号『子ども司書養成講座開講式』」を紹介し、コメントしたものです。

◇        ◇

隣の芝生は青く見えるといいますが、私には最近、近隣の三郷市の「子ども司書」制度がうらやましくて仕方がありません。
子ども司書とは、司書としての知識を身に着け、本と人をつなぐ読書活動のリーダーです。小学6年生を対象とした養成講座で、必要な単位を取ると認定証が授与されます。講師は公立図書館の司書の方や学校図書館担当の先生方で、本に関する知識や紹介の仕方を学び、図書館の仕事体験や読み聞かせの実習もします。子ども司書となった修了生は図書館のイベントに参加したり、地元紙に月1回掲載される書評コーナー「本の玉手箱」に原稿を書いたりするのです。

実は、私がその存在を知ったきっかけはこの地元紙でした。今年の2月から掲載がスタートし、これまで何人かの子ども司書による書評を目にしましたが、どれも中学生が書いたとは思えないしっかりした文章で、本の魅力の伝え方も的確。この本をぜひ読みたい、そういう気になります。
大人が読み聞かせていた時期を過ぎて、学校図書館が使えるようになる小学生のころから、自分でどんどん本を選んで読む子とそうでない子の差が徐々に開いていくように思います。読まない子は「何を読んだらいいのかわからない」といったところでしょうか。そんな子たちにも、年齢の近い子ども司書が自分の言葉でおすすめの本を紹介してくれたら、手にとってみようという気になるのでは。

三郷市は「日本一の読書のまち三郷」宣言をしていて(この意気込み、素敵です!)、街ぐるみで読書活動に力を入れています。子ども司書制度はその一環で、今回は5期目の講座となりますが、この講座を開いている自治体はほかにもあります。とても意義のあるこの取り組みを、わが街でも取り入れて欲しいです!

提供:マイ広報紙

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