AIによる対話型調査活動。チャットボットで「○○ハラスメント」の実態をデータ化する (2018/2/13 SOCIAL DESIGN NEWS)
パワハラ、セクハラ、モラハラ、アルコールハラスメント…働き方改革には、職場での「○○ハラスメント」対策も含まれます。
「Spot」は、職場で受けた嫌がらせを詳細に聞き取ってくれるチャットボット。的確な質問が投げかけら、それに回答していくことで証拠レポートを簡単に作ることができます。
人が関わることない24時間対応で、データは匿名性と守秘義務をもって扱われます。また作ったPDFレポートを雇用主などにメールで送ることも可能。
AIにくすぶっていることを聞いてもらうこと自体が、1つのストレス解消にも繋がります。
蓄積されていく匿名のデータは、職場での嫌がらせや差別の研究に貢献するため共有されます。つまり社会をより良くするための調査データとして活用されていくことになる。このプロジェクトは、私たちが抱える社会問題をチャットボットを通じて調査する意味合いも含んでいます。これからは調査手段としてもチャットボットが活用されていきます。
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