【速報】若者は未来の東京を誰に託すのか?
「東京都知事選挙2012公開討論会」開催(2012/11/28 政治山)
東京都知事選挙への立候補を表明している宇都宮健児氏、松沢成文氏(五十音順)を招いたNPOなどが主催の「東京都知事選挙2012公開討論会」が28日、東京・新宿区の日本青年館で開催された。パネリストとして登場した宇都宮氏と松沢氏は、自身の政策や未来の東京について熱い議論を交わした。なお、当初参加を予定していた猪瀬直樹氏と笹川尭氏は欠席した。
この討論会は、有権者が政策や根本方針を見極める機会を提供する目的にして、NPO YouthCreateなどが主催。若者主体の討論会ということもあり、「東京の未来」について多く語られた。
こうした中、宇都宮氏は「最近は友だちがいないなど『孤立した状態』でいることが多い。この状態が生活しにくくしている。行政のバックアップも必要だが、人と人とが支えあうことが重要だ」と、コミュニティの重要性を訴えた。松沢氏は「就職浪人など、若者が厳しいサイクルにさらされている。若い人たちに雇用の場を提供したい。新しい事業などに挑戦する人へは、都がサポートしたい」と若者のチャレンジをバックアップすることを明言した。
東京都知事選へは今回参加した2名と欠席した2名のほか、雄上統氏、トクマ氏、中松義郎氏、マック赤坂氏、吉田重信氏(五十音順)が立候補を表明している。日程は、11月29日告示、12月16日投開票を予定している。