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変革が求められる行政経営 公会計改革推進シンポジウム2012が21日開催(2012/08/09 政治山)

変革が求められる行政経営 公会計改革推進シンポジウム2012が21日開催

 国や地方自治体の会計を表す「公会計」に企業会計の手法を導入し行政部門の効率化・活性化を図る「公会計改革」を推進するためのシンポジウムが、東京都新宿区の早稲田大学で8月21日に開催される。テーマは「公会計改革による行政経営の革新―変革が求められる行政経営―」で、主催は早稲田大学パブリックサービス研究所。

 同シンポジウムでは、東京大学名誉教授の神野直彦氏、参議院議員で財政金融委員長も務める尾立源幸氏を講師とした講演会のほか、早大パブリックサービス研究所所長の小林麻理早大教授をコーディネーターに、公認会計士で国際公会計基準審議会委員の伊沢賢司氏、岩手県北上市長の高橋敏彦氏、長崎市副市長の古賀友一郎氏、京都府精華町財政課長の浦本佳行氏らによるパネルディスカッションが行われる。

 事務局を務める公会計改革推進プログラム事務局によると、シンポジウム開催の背景として、「これからの地方自治体では、財源の制約のみならず、資産の老朽化も進み、財務書類の積極的な活用の重要性がより高まっている。今後は、行政だからこそ中長期の施策管理の観点で、資産負債管理を行い、持続可能なサービス提供を行うため、公会計会改革を通じて行政経営を変革していく必要がある。シンポジウムでは、そのような行政経営を行ううえでのキーファクターを探っていければ」としている。

 同事務局では現在、参加者を募集中だ。申し込みは早稲田大学パブリックサービス研究所のホームページから申込書を入手し、ファックスかメールで送信する。問い合せは、公会計改革推進プログラム事務局まで(TEL:03-5273-0473 FAX:03-3203-5964 Mail:psri@ibi-japan.co.jp)。

▼詳しくはこちら
早稲田大学パブリックサービス研究所

「公会計改革推進シンポジウム 2012」概要

  • 日時2012年8月21日(火)
  • 会場早稲田大学 早稲田キャンパス8号館B101号室
  • 主催早稲田大学パブリックサービス研究所
  • 共催(株)パブリックファイナンス研究所
  • 協力一般社団法人兵庫総合研究所、有限責任あずさ監査法人、新日本有限責任監査法人、有限責任監査法人トーマツ
  • 参加費無料

「公会計改革推進シンポジウム 2012」プログラム

13:30 開会
13:40 ~ 14:10 記念講演「公会計と行政経営」
神野直彦氏(東京大学名誉教授)
14:20 ~ 15:20 基調講演「事業仕分けと公会計」
尾立源幸氏(参議院議員、財政金融委員長)
15:30 ~ 17:20 パネルディスカッション
パネリスト:
  伊澤賢司氏(公認会計士、国際公会計基準審議会委員、
    総務省「今後の新地方公会計の推進に関する研究会」メンバー)
  浦本佳行氏(京都府精華町財政課長)
  古賀友一郎氏(長崎県長崎市副市長)
  高橋敏彦氏(岩手県北上市長)
モデレーター:
  小林麻理(パブリックサービス研究所所長、早稲田大学教授)
17:20 ~ 17:30 閉会
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