伊藤 法博
- 選挙
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柳川市議会議員選挙
- 投票日
- 2018年9月30日
- 氏名
- 伊藤 法博
- 得票数
- 1232当
- 年齢
- 69
- 性別
- 男性
- 党派
- 無所属
- 新旧
- 現
- 主な肩書き
- 農業
上記項目は当該選挙時点の選管情報を掲載しています。写真および下記の略歴・政策等は最終更新日時点の情報です。
(最終更新日 2014年5月12日)
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- 出身地
- 学歴
- 柳川市立矢留小学校
柳川市立矢留中学校
福岡県立伝習館高等学校
岐阜大学農学部卒
- 職歴
- 農業・養鶏場自営
役歴 柳川農協理事・柳川市畜産振興会会長
現職 柳川市議会議員・柳川北部土地改良区理事長・農事組合法人「水郷柳川」組合長・柳川市土地改良区連絡協議会会長・柳川市農業委員・西宮永用排水路管理実施委員会会長
- 政治を志したきっかけ
- 小学3年生の頃、父の叔父が市議会議員になり、その後6期務め、その後を継いで家内の叔父が3期務めていました。
母の叔父も隣町で町会議員をしていた関係で、行政の事を絶えず身近に感じていました。
当初、同じ市議会に身内から家内の叔父と2名同時に立候補することはかなりの抵抗がありましたが、
出馬する地区が違っていたうえ、それぞれの地元住民の強い支援をいただいて2名揃って当選することが出来ました。
その後、家内の叔父は2期務めて引退されました。
- 政治・議員活動
- 所属委員会
- 総務委員会
- 諸活動(NPO・地域活動など)
- 座右の銘・好きな言葉
- 座右の銘:自然体
好きな言葉:すなお
- 血液型・星座
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- その他(趣味・資格など)
- 地理・歴史・宇宙・読書
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- 主な政策
- 【柳川市政の正常化】
叔父たちの36年間、市議会議員としての活動を身近で感じていたことと、私が5期20年間で経験したことをつなぎ合わせると、柳川市の市政は50数年間、大半の行政事務は公正公平に行われていると思いますが、利権に絡むことや新たな政策などに関しては、歪な状態で運営されてきたという実感を拭い去ることが出来ません。その1番大きな要因は、特定の人物が議会を牛耳って多数派を形成し、数の力で威圧し、公正公平で是々非々では通用しない行為がまかり通って来たからではないでしょうか。選良である議員は信念をもって公正公平な立場で、是々非々を持って判断すべきと思いますが、多くの議員が安易に徒党を組んで、自己責任を全うせず、深く考えず安易に同調し、思考停止することは残念なことです。
- 【柳川の農水産業の活性化】
柳川市の基幹産業は何といっても農業と漁業です。柳川農協の農産物販売高は30年前に比べると100億円から50億円と半減しています。このことはイグサ農家の激減と米の減反政策強化と米価の低迷によるところが大きく、イグサ農家の転換作物への投資がうまくいかなかった為に、反当収益の低い米・麦・大豆に頼らなければならない状況が生まれているからではないでしょうか。施設園芸や蔬菜園芸等、反当収入が多い作物に多くの投資をして果敢に挑戦すべきでなかったのか。米・麦・大豆の補助金頼みの作物から独自の創意と工夫で、高収益の作物に挑戦する気概のある若い農業者を育てる環境を作り出す必要があります。その為にはいくつかの成功事例を検証し、地域・職種・作物それぞれの分野で或は全体的な場での人材育成を図る必要があります。特に若くて有能な人材の能力が自由に羽ばたけるような環境づくりが重要だと思います。漁業の面では有明海の再生が喫緊の課題です。何が原因で現在のような状況になってしまったのかを明らかにしてその対策をとるべきだと思います。
【柳川の商工・観光の活性化】
柳川市の基幹産業の大きな柱として、入込客100万人以上の観光業があります。北原白秋・川下り・ウナギ飯・お花が柳川観光の目玉です。こうした中で宿泊客は数万人にとどまっていて、滞在時間が数時間という通過型の観光地として定着しています。大半の観光客が柳川で使ってくれる金額は数千円程度で、あまり多くありません。柳川観光の今後の課題は如何にして観光客の滞在時間を長くし、宿泊に結び付けることが出来るかにかかっています。柳川には歴史的・文化的・地理的・風土的・宗教的・食文化的等様々な観光資源が未開拓のまま眠っています。これ等の事を有機的に結び付けて、近隣の市町村との連携を図りながら、史実に基づいた柳川観光の目玉のストーリー(物語)を確立すべきだと思います。戦国時代に日本の中央で信長・秀吉に仕え、土木の神様と言われている田中吉政公が筑後32万石の領主として柳川に着任し、20年の治世で水路整備・道路整備・本土居建設・柳川城整備を成し遂げ、現在に至るまでその恩恵を受けていること。関ケ原の戦いで西軍につき改易された諸侯で、唯一元の地に大名として返り咲いた立花宗茂侯の波乱万丈の生涯等。
- 【現在とくに取り組んでいる事その1】
柳川市の面積は77k㎡でhaでいうと7,700ha になります。水田面積は約4,000ha で基盤整備が済んでいる農地は約3,000ha でまだ1,000ha が未整備地区になっています。
今後、少子高齢化が加速し、農業の担い手が急速に減少していく中で、効率的に農地を維持管理し、農村集落を保全し、耕作放棄地をなくす為には農地の区画と農道の整備が必要になってきます。現在TPP交渉の最中ですが、交渉がどのようになろうとも農業の効率化は図らなければなりません。国も中間管理機構を創設し、未整備地区の整備に積極的にかかわろうとしています。この機会を利用して未整備地区農地の整備に取り組んでいきたいと思っています。
【現在とくに取り組んでいる事その2】
柳川市には延長にすれば900Km以上の掘割が市内を網の目状にめぐっています。この掘割の維持管理に柳川市は多額の資金を投入してきて現在の景観を保ってきました。この景観は他にない貴重な遺産であると同時に、数百年間に亘って活用されている資産でもあります。この資産を十二分に生かすには豊かに水を湛えておく必要があります。限られた水を有効に利用するためには、掘割の浚渫・樋門やモタセの整備・樋門管理・上下流の連携など総合的な取り組みが大切になってきます。各地区の水利委員会の連携強化及び農業者・漁業者・観光業者等、異業種間の協力体制構築に努めていきたいと思います。
- 住民の皆さまへのメッセージ
- 衆議院選挙で小選挙区制度になってから多様な民意が排斥され、垂直統合的な政治手法が末端の市町村政治にも影響を及ぼして、
選択肢が狭まれているように思われてなりません。日本の政治風土には2~3人程度の中選挙区制度があっているように思います。
現在衆議院選挙で行はれている小選挙区比例代表並立制の当選者は有権者とは馴染がなく、遠い存在でしかありません。
身近で人物を判断でき、投票したい人を選べる選挙制度に変えるべきだと思います。
- マニフェスト・討議資料
選挙履歴
投票日 | 告示日 | 選挙名 | 選挙区 | 都道府県 |
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2018年9月30日 | 2018年9月23日 | 柳川市議会議員選挙 | | 福岡県 |
2014年10月5日 | 2014年9月28日 | 柳川市議会議員選挙 | | 福岡県 |
※選挙履歴は、政治山に登録されている選挙情報を表示しています。